初めての夏休み

 

毎朝、登校して

 

鍵がかかっていることを確認して帰宅

 

を、繰り返していた頃

 

息子はもちろん、


暑くても家でクーラーの中で

 

過ごしてはくれなくて

 

毎日自転車であちらこちらへ走り回って

 

親子ともに真っ黒になって行きました。

 

そして外遊びに疲れた頃を見計らって

 

家に帰り

 

ゆにかちゃん という

 

MACのソフトを使って

 

物の名前や、動物の名前や、体の部分の名前


などなどが

 

クリックするとパソコンが読み上げてくれる

 

という優れものを使って


遊びながら覚えていきました。

 

テレビ・ゴミ箱・本棚などなど

 

パソコンの中のイラストをクリックするたび

 

同じ声のトーンで、何度でも読み上げてくれる

 

これが、自閉症の子にはわかりやすい!

 

おかげで少しずつ物の名前を覚えていき

 

それを実生活の物の名前に置き換えるために

 

家のテレビにも「テレビ」と書いて

 

ゆにかちゃんのテレビも

 

家のテレビも「テレビ」だということが

 

つながって行きました。

 

今もゆにかちゃん あるのかな?

 

と、思ってネット検索してみましたが

 

私には見つけられませんでした。

 

息子には、学習という以前の

 

生活に根ざした支援ソフト「ゆにかちゃん」に

 

助けてもらいました。