入学前

 

地元の公立小学校に

 

「障害がありますが

 

入学させていただきたいです。」

 

と、

 

夫と二人でお願いに行きました。

 

で、

 

親学級(健常児が学ぶ普通のクラス)

 

と、

 

ひまわり学級(支援学級)を


併用することにして

 

ここでも保育所同様に

 

息子のために、加配の先生を

 

つけていただけるように

 

なりました。

 

で、

 

入学前の春休みの間に

 

息子は何度も小学校に行き

 

先生方には 

 

息子の障害の程度を知っていただき

 

息子には

 

他の生徒さんが春休みの間に

 

小学校の「校舎」など

 

保育所とは違う


場所の雰囲気に慣れさせるために


何度も通い

 

ついに入学式を迎えました。

 

 

入学式に参加するのは

 

6年生と1年生だけ

 

親に連れられてやってきた

 

新1年生は運動場で待機していて

 

そこへ6年生がやってきて

 

6年生が手をつないで

 

1年生を体育館に

 

エスコートしてくれて

 

式が始まる。

 

だったのですが

 

息子は慣れるために通っていた時とも

 

保育所とも全く違う

 

小学校の雰囲気に圧倒され

 

恐怖してしまい

 

登り棒のてっぺんから

 

全く降りてきませんでした。

 

ひまわりの先生に促され

 

抱き抱えるように


強制的に降ろされ

 

ひまわりの先生に

 

がっちり!ガードされて

 

一番最後に入場

 

初めのうちは

 

その場の雰囲気に圧倒されたのか

 

じーっと固まっていましたが

 

隙をみて逃げ出し

 

何を思ったのか

 

校長先生のお話の最中に

 

居並ぶ先生方の脇を走り抜け

 

演壇横のドアを足で蹴って

 

ゴン! ゴーーーーん

 

って音を響かせて・・・

 

 

「やっちゃった。。。」

 

 

校長先生は

 

息子君入学できて嬉しいんだね!

 

と、演壇の上から

 

サラッと流してくださいました

 

さすが!

 

ありがたかったです。

 

 

が、

 

 ある意味

 

その日のうちに

 

すごい(大変な!)子がやってきた

 

と、

 

有名になった入学式でした。