これも

 

自閉症の子どもに多く見られる

 

よーなのですが

 

クレーン現象

 

が、あります

 

例えば

 

お菓子を手にしたくても

 

自分の真ん前にあっても

 

私の手を取って

 

自分の手の代わりに

 

私にお菓子を取らせて

 

私の手を自分の方に引き寄せて

 

握ってる私の手を開かせて

 

お菓子を手に入れる

 

のです。

 

クレーンみたいでしょ?

 

 

これは

 

カーテンの開け閉めも

 

お茶を飲むときも

 

いつもどんな時も

 

こーやって使われる

 

のです。

 

自分で取った方が近いのに…


簡単なのに…

 

どーして?

 

私の手を経由して取るのか?

 

さっぱり分かりませんでした。

 

でもその頃は

 

息子と目も合わなくてなっていて

 

抱っこしても

 

丸太みたいだったし

 

私の存在を

 

認識してくれてるのか

 

わからなくなっていた

 

ので、

 

気持ちを込めて

 

息子にとって

 

最高のクレーンになってやろう!

 

と、決めました。

 

それが

 

息子に必要とされる

 

唯一のことだったから 

 

クレーンが壊れたら

 

息子は何も手にできない

 

なら

 

私は、

 

息子に必要とされている!

 

そー思って。。

 

アホでもバカでもいいから

 

息子の声が聞きたい

 

言葉が聞きたい

 

そー思っていた頃のことです。

 

 

その後

 

息子の興味が広がると

 

取って欲しいところに

 

私の手が届かない事が増えてきて

 

自然に

 

クレーン現象は

 

消えていきました。

 

でも

 

この手の人は

 

便利な道具〜必要な人〜お母さん

 

に、

 

昇格していったように

 

思えるのです

 

無駄な努力では

 

なかったよーに

 

思えるのです。

 

私の中では

 

いい思い出になっているから。。