全く動けなくなる。という

 

恐ろしい経験をしてからは

 

同じ通園施設に通うお母さん方に

 

車に乗せていただくなどして

 

少しでも

 

坂の上り下り

 

階段の上り下りを

 

する


回数を減らせるように

 

助けていただきました。

 

本当にありがたかったです。

 

 

通園施設はとても居心地が良かった


ですが、


ずっとそこで過ごすことは出来ず


やがて


障害児ばかりを集めた


別の集団に移ることになり


その後は養護学校(現在は支援学校)に


入ることになる。


それはそれでありがたいと思うけど


やはり


障害児の集団から離れ


健常児と過ごし


違う刺激を受けさせてあげたい


そう思うようになりました。



その後


勧めてくださる方がいて


現在の地に引っ越しをし

 

息子は

 

通園施設から

 

普通の保育所に通えるようになりました。

 

とは言っても

 

息子の状態が好転したからではなく

 

障害児枠を利用し

 

加配の先生をつけていただいての通園でした。

 

保育所は

 

日当たりが悪く、風通しも悪い

 

夏暑く、冬寒い

 

こー言っては何ですが

 

人気のない保育所だったので

 

定員割れしていたことと

 

息子が入ることで

 

保育士さんが一人加配されるということで

 

保育士不足に苦慮していた


保育所や他のやお母さん方に


歓迎してもらえました。

 

お母さん方も子供たちも

 

おおらかに

 

息子のパニックや叫び声も

 

笑い飛ばして

 

くださいました。

 

先生方からは

 

自閉症は母原病・・などという偏見が

 

まだあった時代でしたので

 

もっと愛情をかけてあげて

 

もっと抱っこしてあげて

 

もっと話しかけてあげて

 

もっと・・もっと・・もっと・・

 

と、言われ


これ以上どーすればいいの?


出来る限りのことは


全てやってる…と、

 

辛いこともありましたが

 

お母さん方の理解があって

 

本当に本当にありがたい時を

 

過ごさせていただきました。