東京で開催の古本博覧会に参加して、帰って荷物を降ろしたら、もう今年の第44回春の古書大即売会at都メッセの準備に追われてます。5/1~5 10時~16時45分(最終日は16時)会場 岡崎 都メッセ 当店は今ある品物すべて持っていくつもりで用意します。今年は映画スターのサインものが大量にあります。
いつものポスター、パンフ、チラシ、絵葉書、地図、紙ものなど総力戦です。また、目録も注文受付中です。画像は目録とイーストウッドのサイン入り、「アウトロー」の海外版ロビー・カードです。
明日は大晦日です。今年も終ろうとしてます。ご同業の皆様、友人各位、お取引先、そしてお客様など多くの人に御世話になりました。誠にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
今年はつい先日、ブリジット・バルドーの訃報が届きました。例年よりも多くの映画人の訃報に接したように思います。会った事もない著名人の訃報に心が動くのは自分自身が年齢を重ねたからでしょうか。年齢とともに、鬼籍に入るのは誰にもとめられません。我々古本屋はそういった過去、なくなっていく物を拾って未来に残す仕事です。映画は誕生してまだ130年。見る事のかなわない未来に何を残すかを考えて品物に向き合いたいと思う年の瀬です。
画像はバルドー主演の「裸で御免なさい」のプレス・シートです。
京都の東山七条から少し西に行った映画館「本町館」が今年10月末で閉館した。館主の谷口さんから連絡を貰い、館に残った映画のポスター等の資料を先週末に買わせて頂いた。「本町館」は大正9年開館、通常の映画館として長らく営業をした後、昭和46年、日活がロマンポルノ路線に舵を切ったのに、合わせて今日まで成人映画専門館として営業されていました。開館から105年、成人映画専門館となってから54年の歴史が終った事になります。素晴らしい買い入れでした。谷口さんのお話も面白く、昭和の映画館に久々に入って感動しました。そこはまさに私が子供の頃から大学生ぐらいまでに記憶している映画館の面影がそのまま残っていました。これがなくなるのは映画ファンとしては痛恨ですが、最後に現場が見れてラッキーでした。
これで、京都に残る成人映画専門館は近所の千中にある「千本日活」だけになります。昭和はいよいよ遠い思い出どころか、歴史になります。映画を見た記憶は当然映画館とともに残るので、今は寂しいとしかいいようがありません。
画像は「本町館」のノスタルジックな内部。しびれるでしょう。