大変今さらながら、内田康夫さんの大人気浅見光彦シリーズの「最後の事件」を読みました。覚悟を決められずにうじうじしていたのですが、発売からそろそろ一年が経ってしまう焦りから一気に読破しちゃいました(°∀°)b 

感想は…凄くよかったと思います。
皆さん本格的なトリックを用いたミステリーよりも、その土地の風情や歴史的な背景、それに深く絡んだ人間と彼らの折りなす物語、そしてやはり浅見光彦やその家族の魅力的なキャラクターが好きで内田作品をあいしていると思うのですが、
なかなか「内田さんらしい」作品でした。
かなり分厚い上下巻なだけあって、いつもにまして深くこんがらがっていて面白かったです。国と時代を超えて紡がれているだけはあったややこしさ。


下巻の帯に書いてある「浅見家を脅かす亡霊の正体」については(私が期待をしすぎていたのもあって)思いの外ボリューム少なめだったかなぁとも感じました。
まあ、長ければいい訳でもないし、それに何よりも、今までぼんやりと匂わされていたことがきっちり書いてあったので私としては大変満足です。
浅見家のこと、陽一郎さんと光彦さんの関係、二人の本質。
感動して泣けるような、萌え悶えるような、嬉し恥ずかしいような、なんとも素敵な気持ちになりました。

光彦の大きな「決定」に関しては、なんだか最終的に内田さんらしい言い回しに……
率直に言うとふわっと誤魔化されたような気もします。うたい文句に騙された!という人が出る理由も分かりますが、浅見光彦シリーズが好きなら絶対に、「騙されたと思って」でも読んでほしいなと思います。(誤魔化されたと言っても、やはりビッグニュースばかりなので)

浅見光彦殺人事件の冒頭に「浅見光彦シリーズを3冊以上読んでからこれを読んでほしい」みたいなことが書いてあったと思うんですが(現在手元に無いので曖昧な言い方に汗)、浅見光彦最後の事件にはそのような注意書きが無いことに驚きました。
浅見光彦の知名度も当時より上がってると思うし、「最後の」と書かれればさすがに分かるのかな(@ ̄Д ̄@;)


くどくどと書いてきましたが、要するに浅見光彦の四文字にトキメキやワクワク、魅力的な何かを感じるようなら絶対に読むべきだってことです!



↓超オススメ「浅見光彦殺人事件」
タイトルでお分かりの通り、いつもの浅見光彦シリーズとは一味も二味も違う作品。読んでてとても楽しいです(´∀`)(´∀`)(´∀`)


↓Amazonさん。特に新品だとなかなかのお値段がするので、厳しい方は図書館を利用するのもアリかと。
遺譜(上)Amazon