ほぼほぼテレビからは離れた生活になっているが、古くからのバナナマンファンなので、いまだにたまに配信で見ているのが「乃木坂工事中」だったりする。

 

で・・・見ていると気付くのだけれど、昔からテレビバラエティで用いられている定番ゲームであったりクイズであったりの極々基本的な部分に対する理解が、テレビ離れ世代である若い乃木坂達には無い。

 

本当に、基本の基本の基本である「クイズで二度答えてはいけない」なども、割と破る事が多い。

 

一般人同士の遊びではないので、制作側が「仕事で用意する問題」を台無しにすれば、制作側に対して失礼なのは勿論、企画や番組を成立させる事が出来ない。

 

それを繰り返して問題が無くなれば、その当日の企画はおじゃんになってしまう訳なのだけれども・・・こんな事、言わずもがな基本の基本の基本なのだけれど、理解をしていない。

 

先日の「プレゼント争奪企画」などでも、「はい・いいえ」で答えられる質問を繰り返してプレゼントが何かを当てる・・・わけだが、その質問内容の半分ぐらいは意味が無い。

 

テレビ世代だと、「まずカテゴリーを絞る。後に詳細を」という点が分かるのだけれど、その理解が無い。

 

これ、別に乃木坂を責めているわけでもないし、イライラしているだとかの話ではない。

 

「はー、やっぱテレビ離れ世代だな」

 

ぐらいの感じで見ているのだけれど・・・むしろ不思議に思うのが制作側やテレビ側で、こういった点が顕著になって数年が経つのだから、事前に説明ぐらいすれば良いと思うのだけれど、それがない。

 

毎回、ゲーム企画やクイズ企画の度にルール破りが現れては、放置している。

たまにバナナマンが苦言を呈するが・・・番組を成立させつつの柔らかい苦言の為、届いている気配が無い。

 

まぁ、なかなか時間も無いのだろうけれど・・・

テレビの凋落が顕著な中での悪循環というか、テレビを見ていない若いタレントに基本を教える為の時間や予算が必要になっているというのは、なかなかに苦しい状況だと感じる。