今回は中高一貫校生向けの「Z会アドバンスト模試」の話です。
中学受験組の方も、中学入学後に受けるかもしれない模試です。
2021年度の実施スケジュールがZ会のホームページで公表されていました。
中学・高校アドバンスト-先生・企業向け教育ソリューション
https://www.zkai.co.jp/solutions/teacher/advanced/
<2021年度スケジュール>
受付開始日 2021年10月1日(金)
学校実施可能期間 2021年12月24日(金)~2022年2月5日(土)[実施基準日]
資料返却予定 2022年3月中旬予定
<実施教科・時間>
◎中学1・2年生
英語:60分、数学:60分、国語:60分
◎中学3年生
英語:80分、数学:100分、国語:80分、理科:60分、社会:60分
これを見ると、実施スケジュールは例年通りと思うのですが、学校によって1ヵ月以上、実施時期が異なるのですね。
また気づいた点としては、中3から試験時間がかなり長くなること。
何と、数学の試験時間が100分!
うちの娘、こんなに試験時間が長い模試を受けた経験がないんじゃないかなー
もし5教科受験となると、かなりハードになりそうです。
Z会アドバンスト模試は学校単位での受験になりますが、どこの学校が受験しているか公表されていません。
しかし、学校のホームページなどを調べてみると、学校によっては年間計画などで公表しているところもあります。
この模試、先取り学習を行っている私立中高一貫校が対象と思っていましたが、全国の公立中高一貫校も参加しているようです。
都立中高一貫校に関していえば、高校募集を行わない中等教育学校と高校募集を行う併設型中高一貫校に分けられ、さらに、先取り学習を行う学校と行わない学校があります。
あくまで推測ですが、先取り学習を行っている公立中高一貫校(中等教育学校?)が積極的に参加しているのではないかと思います。
また、中3のZ会アドバンストの成績と、数年後の難関大学入試結果の相関は大きいと言われています
毎年参加している中高一貫校が多い背景には、個人の成績云々というより、その学年の全体傾向(全国での立ち位置)を大まかに捉えることができ、得られたデータを高校での進学指導に活かしていると考えられます。
中3のZ会アドバンスト模試は、中1, 2より難易度が高くなると言われており、うちの娘にとってはどのくらい戦えるのか、英検2級と並んで今年の一つの目標となっています