塾のオプション講座は、
我が子にとって、必要と思えば取った方が良いし、
必要ないと思えば取らないほうが良い。
塾の先生に言われるがままに、何となく惰性で取るのが一番良くない。
時間もお金ももったいない。
我が家ではこの方針を最後まで貫きました
でも、これは決して珍しいことではないんです。
いま娘の通っている学校の同級生には、塾にほとんど頼らず、
自宅学習メインで勉強してきた子が少なからずいるのに驚いた。
いわゆる、親塾ですね
考えてみれば、塾の先生より優秀な親はたくさんいるので、
全然不思議ではないのかもしれません。
そのような家庭では、親がその子に合わせて、
教材や日々の勉強の内容を、
常に考えて取捨選択しているんだと思います。
さて我が家では、あるオプション講座を申し込まなかったのですが、
数日後にこんなことがありました。
ママがいつものように娘を塾に迎えにいくと、
塾の入口のところで、○○先生と娘が立ち話をしている。
ふだん娘はママを見つけると駆け寄ってきて、
すぐに一緒に帰るのだけど、
この日はママに向かって手招きしている
「ママー、○○先生が呼んでいるよー」って聞こえる。
仕方なくママが娘のところに行くと、○○先生が近づいてきて、
「オプション講座を取らないって、娘さんから聞いて、ほんとにビックリしました。。。これはお母様に直接聞かないと、と思いまして。。。本当ですか」
「うちの娘、○○先生の授業はすごくわかりやすくて、○○先生で良かったーって、家でいつも話しているんです。いつも娘のこと、気にかけていただいて、本当にありがとうございます。」
「いえいえ」
「ただ、今は塾の授業の課題をこなすだけでアップアップで、今回のオプション講座はとらないと自分から話してきたんです。」
「今さっき、その話を本人から聞いて、そんな弱いんじゃ、電車に乗って(遠くの)志望校に通えないよって話したところなんですよ」
「でも先生、自分の意思をはっきり伝えるってなかなか難しいですよね。娘がオプション講座をとらないと私に言ってきたとき、娘を褒めたんです。ふだん、自分の気持ちをあまり言わない娘が、自分の意志をしっかり持って判断したんですから。中学に行っても十分やっていける強さがあると思うんです。先生もそう思いませんか」
「えっ、そうですねー」
「今回、オプション講座は取りませんが、最後までがんばりますので、今後とも娘のことをよろしくお願いします」
「はぃ、わかりました・・・。」
ママの話によると、塾の先生と、こんなやりとりがあったようです。
最初は威勢が良かった先生が、徐々にママのペースにはまり......
最後はあきらめモード
常に笑顔だけど、言いたいことを曲げずに、
相手に合わせて臨機応変に対応しテンポよく話す。
これはママの得意技なんです
話が少し脇道にそれましたが、特に小6になったら、
志望校と現在の実力をよく分析しながら、
常に勉強方針を考えていくことが重要です。