以前、こちらの記事に書きましたが、入塾後のストレスが引き金となって、全身にひどい蕁麻疹(じんましん)を発症してしまった娘。
じんましんは瞼(まぶた)や唇の上にもできていて、顔が腫れている中、大学病院でもらった薬を服用し、マスクで顔を隠して、定例試験を受けたこともある
ここまでくると、娘の勉強に対する「意地」以外の何ものでもない・・・
だけど、家に帰ってくると、
「このじんましん治るかな?」
と娘が泣きながら尋ねてくるので、
「絶対に治るよ」
と強く答えた記憶がある。
本人に強い意欲がなかったら、とっくに中学受験を辞めさせていたでしょう・・・。
この時期、娘に合った勉強法を試行錯誤する中で、テスト形式にすると喜んで勉強することに気づいた。
「テストやる?」
って聞くと、
「やる!やる!」
と答えて、
途端にヤル気を見せるのです
そこで、「定例試験予想問題(そっくりテスト)」を作って、試験前に時間を計って解かせていた。
文字フォントや大きさを同じになるようにして・・・
問題数を同じになるようにして・・・
難易度を同じになるようにして・・・
表紙は少しだけ?変えて・・・
毎週、塾の宿題に追われ、授業内容を復習する時間がなかったので、「そっくりテスト」が唯一の復習の時間だった。
これ以外にも、「定例試験の受け方」を作成したり、少しでも楽しみながら勉強させようと試みていた。
そして、小6の秋。
ついに過去問に取り組む時期がやってきた。
娘は以前と相変わらず、テスト形式の勉強が好きで、「次はどの過去問やる?」って嬉しそうに話しています。
過去問を解くと、今まで苦労しながら(時にはテキストの上に涙をこぼして、テキストがフニャフニャになったことも。。。)取り組んできた勉強が、実際に役に立っていることを実感できると思う。
そして、採点して間違った箇所を復習し覚え直す・・・。
過去問演習は娘の勉強意欲を高めてくれるようだ。
初秋に入り、良い学習サイクルに入ってきた