ε=ε=(#`・д・)/ コラァー!!

 

先月二十九日のニューヨーカーの記事を読んで、まる子、一人炎上!!

 

\(*`∧´)/

 

うぬら、フランス女優だと思って、なめんなよ!シェルブールの雨傘で突くぞ!

 

今アメリカ中で、#MeToo運動が盛り上がりを見せている。長い長い間、セクハラ果てはパワハラの挙句にレイプの犠牲者になってきた女たちが、老いも若きも、「私も虐待を受けたことがある」とフェースブックやツイッターで名乗りを上げている。その旗手になっているのが、アメリカ女優たち。アリッサ・ミラノや、アシュリー・ジャッドや、アメリカ・フェレーラなどといった知性も勇気も兼ね備えている女優たちがミートゥームーブメントを支援している。

 

 

そこに何を思って、フランスの古めかしい「往年」の名女優たちがしゃしゃり出て、「ふん、何よ、売名行為じゃないの。」とか、「やっぱり、アメリカ人って、無粋ね、男と女の洒落た駆け引きができなくなる社会にしたいのね。」「逆魔女狩り。」などとほざいている。

 

 

ふん、(侍調に)「笑止千万、片腹痛いわ!」と叫びたいまる子でござんす。

 

他に誰がドヌーブやバルドーの手紙に名を連ねたか知らないけど、全く、この運動の意味を理解していない。

 

セクハラを撲滅すべく、勇気ある女たちが戦っている。そして、賢い男たちも。何でか分かる?それは、この問題は「男と女」を超えた次元だから。これはHuman Rights Violation「人権侵害」なんだよ〜。

 

人権侵害とは。

”人権蹂躙(じんけんじゅうりん)または人権侵害(じんけんしんがい)とは、国家権力(特に「公権力」を行使する行政主体)が憲法の保障する基本的人権を犯すことをいう(現代的な法律学の講学上の定義。「#講学上の人権侵害」)。また、私人間で、顔役、ボス、雇主、マスコミなどが、弱い立場にある人々の人権を違法に侵犯する意味にも用いられる(「#私人間での人権侵害」)

(Wikipedia より)”

 

何人であろうと、肌の色が何色だろうと、どれほど貧乏であろうと、女であろうと、ゲイであろうと、未成年であろうと、自分が本当に望まない限り、他人がその人の体を性的な欲望や権力欲を満たすために触ったり、拘束したり、虐待したり、してはいけない。それには、目線でいやらしいメッセージを送ったり、言葉で暴力を振るうことも含まれる。

 

まる子は声を大にして言いたい。

 

セクシュアルハラスメントは人権侵害という、法の上でももっとも重大犯罪ですよー、みなさん!

 

まる子は、あえて「セクハラ」とは言わなかった。日本人が英語を短くする時は、たいってい物事を軽く扱いたい時。小さな女の子たちが(男の子も)、大人にいたずらされたり、若いOLが電車で痴漢にあって、身動き取れなくて死ぬほど怖い思いしてたり、それでも何もしない日本人の読者さん。まる子はここでまたまた声を大にして言いたい。

 

おバカなフランス女優のコメント読んでる暇があったら、もっと人権保護の視線で女性を保護しましょう!

 

日本女性よ、デート中に男がそっと肩を抱いて、「君をもっと知りたいんだ」というのと、会社の上司があんたたちの肩を羽交い締めして、「給料あげて欲しけりゃ、ほら、な、俺とラブホテルへ」というのとは、マリアナ海溝と火星ほど違うのは分かるでしょ。だったら、アメリカでのセクハラ撲滅運動を支持しましょう。新聞記事を読みましょう。勉強しましょう。#MeToo をクリックしましょう。勇気を出して「やめろ」と叫びましょう!

 

そして勇気ある女の子たちを逆に疎んじたり、「そんな熱くならなくても」と軽くいなすのもやめましょう。「男って生き物は」と生理学(な根拠も全然ない)言い訳をするのもやめましょう。悪いものは悪い、良いことは良い。正しいことは正しい。長いものには巻かれない。太く短く美しく人生を生きる決意をしたら、きっとフランスの女優さんたちが身につけた洒脱な恋の駆け引きなんて学ばなくても、いい男たちが寄ってくるよ。まる子が請け合うよ。

ドキドキ