マーライオン様、ご無沙汰してますの挨拶に飽きてきました、まるこです。
(マー様サイドのセリフ。)
まるこが毎度ご無沙汰する間に情勢はすっかり様変わり。
シンガポールでのコロナ市中感染者は毎日ゼロが続いており、
まだマスク必須ではあるものの、普通にお出かけしております。
さて、そんな中、本日は久しぶりに、まるこのやっちまったなぁシリーズをお送りいたします。
↓ 歴代のやっちまったなぁシリーズ ↓
今回もなかなかのドン引きであります。
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羽を伸ばすまるこ一家
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コロナコロナの毎日にくたびれたので、
まるこ一家も、巷で流行中のステイケーションとやらに行くことにしました。
ステイ＋バケーション＝ステイケーション
よくできた造語です。
行き先については、旦那とすったもんだしつつも、王道を経験せずしてこの国は去れないだろうということで、
シンガポールのシンボルとも言えるマリーナベイサンズに！
まるおはお船のホテルと呼んでいる
自宅からさほど遠くなく、確かに「旅行」という感じではありませんが、
ジャパニーズまるこ一家にとっては紛れもないザ・観光地。
テンションは爆上がりです。ワクワクが止まりません。
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ビザの提示が必要
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とはいえ、ここはマー様のお膝元。
いくらコロナが落ち着いてきたとはいえ、そう簡単に規制緩和などするわけがなく。
個々人のトレーシングのため、
建物１つ入る毎にスマホによる個人情報チェックインは今もなお必須。
さすがに体に染みついてきたSafe Entry習慣
特にベイサンズ界隈では、スマホチェックインさえ許されず、
滞在ビザ自体の提示(バーコードスキャン)が必要でした。
いと厳し。もちろんまるおもであります。
レセプションでもピッ。
レストランでもピッ。
スカイデッキでもピッ。
コロナ禍でベイサンズの先っぽもまさかの無人
憧れのインフィニティプールでもピッ。
おシンガ一の名所でもソーシャルディスタンス
どこでもピッピ、ピッピとスキャン。
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ビザがない
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そんな感じで一通りベイサンズ内を満喫したまるこ一家。
お部屋に戻り、さぁパジャマになってのんびりくつろごうやないか、と思ったその時。
ポケットに入れていたビザが、
さっきまでピッピ、ピッピしていたビザが、
一枚しか、ない。
まるこのしかない。
まるおのビザが、ないネ
…ポケットじゃなくて、バッグか。
いや、やっぱ、ないネ
落ち着け落ち着け…
セーフティボックス入れちゃったとか？
いや、ないネ
なくなったネ
なーーーい
そう、まるおのビザをどっかで紛失した母まるこ。
オーマイガ
テンション爆上げワクワクステイケーションになるはずが、
ここからは急遽、チェックインからお部屋に戻るまでの振り返り大会に。
おいおいおいおい、
結構くまなく堪能しちゃったYO
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どこいった？
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顔面蒼白のまるこに対し、旦那は安定の能面。
冷静に、
「とりあえず、ちょっとその辺見てくるわ。」
と、おもむろに立ち上がり、部屋を出ていく能面。
オワタ。
1番失くしちゃいけないもの失くした。
ありえない。自分、ありえないよ。
これ、どーなるんだ？
警察？再発行？罰金？いや、追放？
この国のことだから、なんかものすごい怒られるに違いない。
と、恐怖に襲われること15分。
出て行った時と全く同じ顔のまま戻ってきた能面。
ないよな。そうだよな。
そんな簡単に出てこないよな。
THE・エンド。
アタシ逮捕される。(されない。)
「まるちゃん、プールに落ちてたって。あとで部屋に届けてくれる。」
あったんかーーーーーい
能面曰く、
レセプションで事情を説明したら、最後に行ったプールが1番怪しいということでソッコーでプール担当に電話、
二言、三言で、「あったよ。」と言われたとのこと。
クリステル！ねえ！聞いてる！？
落とし物が戻ってくるのは日本だけじゃなかったよ！
オ・モ・テ・ナ・シ、オモテナシ
ありがとーーーう！ベイサンズ！
マコーレカルキン並にくつろいでいる場合ではなかった(ホームアローン2)
その後、じいやみたいなホテルマンのおじ様がご丁寧にまるおのビザを届けて下さいました。
深々と頭を下げて、お礼いたしました。
パスポートに引き続き、滞在ビザまでをも紛失(未遂)した女。
マー様、2大身分証明書を失くす人、聞いたことありますか？
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2度あることは3度ある
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国外追放を免れ、楽しい日々を送っていたまるこ。
その日はオーチャードの高島屋でお買い物をしておりました。
高島屋でももちろんスマホチェックインは必須。
モール入り口のQRコードはもはや見慣れた光景
しかーし、その日はスマホを忘れてしまったまるこ。
(この時点で嫌な予感しかしない。)
仕方なく、またもやビザをピッピ、ピッピしてもらうことに。
ランチをした後、キッチン用品やおもちゃを見て回り、
最後に地下のスーパーに入るため、ビザを出そうとしたら、
なーーーい
(またかよ。)
さすがのまるこも、ベイサンズ事件後でしたから、
いやいや、ないわけないやん。
気をつけてたもん。
と、しばらく信じられずにいたのですが、
どこを探しても、ない。
嘘でしょ
現実を受け止められずに呆然としているまるこの横で能面も、
「嘘でしょ」
能面さえもドン引く紛失率。
2回失くすって！アホにも程がある！
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果たして見つかるのか？
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自分のあまりのアホさ加減に震えつつ、サービスカウンターへ。
さすがの能面もドン引き中のため、
まるこ、渾身のジェスチャーとデタラメ英語でお姉さんに事情を説明。
何やら目の前の端末をいじくりながらお姉さんが、
「どこで失くしたかわかる？」
わからないけども、怪しいのは、
「…おもちゃ売り場かもしれません。」
その直後、後ろのキャビネットにあったバインダーを開き、
ペラペラめくって、1枚のカードを取り出す。
「当たり。おもちゃ売り場にあったわよ。」
届いてたーーーーー
(どこに落ちてたでしょうかクイズを出されたまるこ。)
クリステル！ねぇ！クリステル！
すごくない？ねぇ！すごいよね？
この国、もうなに落としても出てくるよ！(そうではない。)
ありがとーーーう！高島屋！
そんなわけで、2度目のビザ紛失も、
高島屋様の完璧なる落とし物管理システムにより、救われたのであります。
ここまでくると、正直、
シンガポールの落とし物管理に感動すると同時に、
まるこもなかなかの強運の持ち主なんじゃなかろうか
と、反省どころか自信すら与えて頂いた感覚に陥っております。(反省しろ。)
が、さすがに能面からも「ポケット禁止令」が出され、
さらには、昔使っていた社員証ホルダーを手渡されました。
マー様、超重要個人情報を常に首からぶら下げている日本人妻を見かけたら、それはまるこです。
(怪しさ満点。)
キングオブ落とし物のまるこより