最近撮った写真は

 

 🌳青森県立美術館ネタ 2回目


この美術館のメダマと言われるアレコホール


縦・横21m、高さ19m、

四層吹き抜けの大空間が設けられていて、


画家、マルク・シャガール(1887-1985)による、

バレエ「アレコ」の背景画が展示されています





この背景画の1点の大きさは、

縦約9メートル、横約15メートル


シャガールの作品としては

日本で最も大きいものです


本展ではこれら3点を、

フィラデルフィア美術館が収蔵する、

残りの1点(第3幕)とともに展示


美術館での全4点そろっての展示は

世界で初めてのこと


青森県は1994年に、

全4作品から成るバレエ「アレコ」の舞台背景画中、

第1幕、第2幕、第4幕を収集しました


第3幕について、

米国フィラデルフィア美術館からの借用期間が2024年3月末まで1年間延長されて展示

 

引き続き、

全4作品を揃って鑑賞できます


ユダヤ人であるシャガールは、

ナチス・ドイツの迫害から逃れるため、1941年、

住み慣れたフランスからアメリカに渡り、約7年間の月日をその地で過ごしました


バレエ『アレコ』の背景画が制作されたのは、

このアメリカ亡命時代のことだそうです



実際にこの大空間に立って見る、

四方の背景画はとても迫力があります!


シャガールのユダヤ人としての生涯と、

故郷に対する愛情


それらを感じながら鑑賞すると、

何とも言えない気持ちになります



この青森県立美術館は、

自宅から車で10分と近くにあります


企画展がある度に行っているので、

このシャガールも何度も見ていますが、

いつも新鮮な気持ちになり、

とても感動します🙌


お近くにいらした際は

是非お立ち寄り下さいませ飛び出すハート





 

 


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