トランジットにてシンガポール、20時間あったので出国し友人に会ってきました。
赤羽根くんとは、4年前にゲストハウスで出会った友達。いつか海外で働こう、世界平和を目指そう、そんな思いが共通して仲良くなりました。メンズって友達でもちょっと意識してしまう(馬鹿w)けど、赤羽根くんは不思議。まったく意識したことない。何でも話せるし辛いときに電話もできる。男の親友って成立するんだなぁって実感できた相手です。
赤羽根くんは調理師。もう掛け持ちして働きまくって、そしてずっと海外へ行くチャンスを伺っていました。晴れて去年、鰻屋さんの店長になるとシンガポールへ!私は今回アテネから成田への便でシンガポール乗り換えを見つけたのもあって購入!
久々に会うも、やっぱり働き詰めの赤羽根くん。朝出勤前の1時間と仕事後10分しか会って話すことは出来ませんでした。でも、ま、いいや、またメッセージか電話でね。忙しい中、本当にありがとう。その変わり、新妻様が半日私にお付き合いくださいました。とても気さくで物腰柔らかで優しい人。たくさん話しもして、あぁもう本当に素敵!いい人見つかってよかったね、赤羽根くん。お二人とも、ご入籍本当におめでとうございます。
行った先は、ランチに赤羽根くんの鰻屋さん
美味しかったー!ぜひ行ってください!(https://m.facebook.com/Unagiyaichinoji/)
マーライオン
リトルチャイナタウンでお茶
リトルインディアでお土産購入
ディナーにシンガポールフード
空港内に新登場した滝!
最後のこの滝を見ていたとき、私は泣いてしまった。なぜ私は今、この人工のきらびやかな創造物を目の前にしているのだろう。その周りには、ファンシーなショッピングモールと買い物や観光を楽しむ人々。彼らは、人生を脅かされる危険性や不安など感じることはない。たった2日前まで、私は難民キャンプにいて、世界の矛盾により人生を翻弄され、もがき、苦しみ、必死に生きる人々と一緒にいた。その瞬間も、私は彼らとメッセージをしていた。なのに、私はたった2日で違う世界にるという罪悪感のような何か。日本へ帰るという自分の特権への悔しさのような何か。彼らのもとへ帰りたい寂しさのような何か。日本で平和を当たり前のように享受し、彼らのことを忘れてしまいそうな恐怖のような何か。を感じていた。
そして願った。難民キャンプのみんなをここに連れてきて、美しいこれを一緒に見たい。好きなもの好きに買わせてあげたい。でも、私には到底叶えることできるはずがない。
ねぇ、神様はいるのだろうか。
だったら尋ねたい、私が何をしたっていうんだろう。
なぜ私は平和な日本に生まれ、最低限の教育を受け、適度に働きお金を得て、自由に世界を旅し、自由に発言でき、好きな服を着て、お腹いっぱい食べ、綺麗な水を飲み、健康であるんだろう。
ちっとも頑張ってなかったのに、他人に迷惑ばっかかけたのに、命を粗末にしようとしたのに、なぜ私はこれらを享受しているのだろう。
じゃあ、一体彼らが何をしたっていうんだろう。
私よりずーっとうんと頑張っている彼らが、なぜこれらを享受できていないのだろう。
答えなど見つかるはずはない。
悔しい。
こんな世界、とことん抗ってやる。
日本帰ったら、作戦会議だ。くそったれな私を立て直し、早くまた海外へ行こう。探しに行こう。