週末にかけて残念だったことがありました。

 

それが〇〇人だから、って一方的な色眼鏡で見るやつ。

 

ホストマザーと一緒に住むボランティアメンバー(18、19歳のヨーロピアンガール)はどうやらドイツ人があまり好きじゃないらしいです。ドイツ人があまり好きじゃないってやつは、実は結構聞きます、日本人は割とドイツ大好きだけど。

 

そりゃ国民性や文化などから一般的に言える概念は存在します。でも、いい事ならまだしも、悪いことを全ての人に当てはめるのは、勿論よくない。個々と向かい合い接していかないと。

 

もう帰国したけど、ここにドイツ人の女性ボランティアが2人いました。彼女らは25歳くらいの社会人。先述の通り他のヨーロピアンボランティアガールは18、19歳。私達は歳も近いし、私はドイツに興味があるからドイツ人と仲良くなりやすいってこともあって、よく話していました。

 

先週末、ホストマザーが彼女らに怒りました。理由は、彼女らがダイレクトに意見を言わず陰口や文句を言っているということ。

 

彼女らが不満に感じていた事は私も同感でした。それは主に食事について。似たメニューが続く、しかもそのメニューって他のボランティアガールの好物、全員分量が足りてない、朝食のシリアルの欠品がある、など。しかしホストマザーを責めていたわけではなく、運営組織であるNGOのシステム自体に問題があるものだと考え、ボランティアが終わったら何らかのフィールドバックをそのNGO にしようかなぁと思っていただけでした。そして、今は若い子達を優先し、不満は我慢していました。

 

でも、きっとホストマザーは自分を批判されると思ったのでしょうね。自信があるから、それを阻止したい気持ちだったのでしょう。言い分はわかるけど、ドイツ人嫌いって思いも先行してか、相手の言い分をあまり聞かずに怒った。その一方的な意見は、周りにも影響を及ぼし、他のボランティアガールも彼女らをなんとなく嫌煙しがちになる。。。彼女達にもドイツ人嫌いって思いも潜在的にあるしね。。。

 

めっちゃ悲しい。。。

だって、これって勘違いじゃないですか!

 

多分、お互いに非はある。もっと早く話し合えばよかった。そしたら簡単に解決したかもしれない。でも、色眼鏡で見て一方的に何か決めつけることも、さらにはそれで攻撃するなんてダメです。やっちゃだめ。常に個と個で向き合い、お互いの立場で考えないと。

 

しかも、ホストマザー、学校で例えるなら先生、会社で言うなら上司、国で言うなら大統領みたいな、そこに影響力を持つ人の発言力の強さ。自覚しているのでしょうか?もっと責任持ってほしいです。

 

他のボランティアガールもボランティア活動しに来てるんだし、そーいう偏見や色眼鏡で人・物を見ないと信じていたので、ショック。未だに悪口を聞くし、新しいドイツ人ボランティアが来ると知ると、もうドイツ人嫌だーって。いやいやいや。。。

 

さらに言うなら、わたしは今ここでマジョリティとマイノリティを感じていますぜ。大袈裟かな?w マジョリティはホストマザーをリーダーにした18、19歳のヨーロピアンガールのグループ。私は1人マイノリティ。あと、スウェーデンの仲良し二人組で、他人はあまり気にしないって感じの子達。このホストファミリーの家という小さな世界の中で、色々な物事がマジョリティ主体に流れていくんです。それって、会社や学校、社会、国、世界でも全く一緒。多数決だとそうなるでしょうね。でも、マイノリティがどうでもいいかって、そうじゃないんですよね。みんなに人権がある。リーダーは間に立って、そのバランスをうまくとっていかないと。リーダーじゃない人も、そういった気遣いは大切。

 

私もなんか言われているんだろうなぁ〜。。。気にしないけど。super be nice で努めているのに何か言われるんなら、もうなにもできませんw

 

ま、いろんな人が一緒に住んでいれば、こんな風に日々色んなことがあります。不甲斐ないですが、今のできることといえば、

 

人の振り見て我が振り直せ。

 

これまじ人生の教訓。私も気をつけます。

 

↓今日は学校で書道やりました〜!光、夢、愛から選んでもらいました。もっと写真撮りたかったけど、カオスすぎて余裕がなかったw