11/27の筆談〈その2)

「同じトーンの時はおしっこ」
あーあ あーあの時?「はい」
「寝ていてからだがいたいときは顔も見てほしい 表情を見てもらいたい」
そういう時の声のトーンは?「少し高い」
今の声は?(ちょっと低いあーあ)「おなかがすいた」
眠い時声は?「でない」
でも寝る準備ができた時に声を出すこともあるよね「ねむいけれどねむれない」
そういう時はどうすればいい?「つかれてねむれないときはおんがくをきかせてほしい」
どういう音楽?「ねむりをさそうようなしずかな曲」
1サーコスモス 2コスミックトラベラー 3片岡さんのCD(壊れてしまった)
どれ?「コス」1と2は両方ともコスが入っているけど?「どっちでもよい」

12/2に2つ発表する?「(聞いてみて)時間があれば発表したい」

11/27

主張大会で、どっち向きで指談する? 「その場で聞いて」
いつ聞けばいい?「始まる前」
どっちの始まる前?「発表」
話す内容は?「みなさんこんにちは よろしくお願いします。」
左手の場合はどこで?「小指」
右手の場合は?「手首」
指談している時腕が動く時は何か意味があるの?「ちょっと休む」
どういう時にひじが動くの?「つかれた 考えが変わった(待って待ってということ 「はい」)
ぼくのねがいは〜の文で前に浩太朗が書いた文を付け加えるのはどう?「今のを付け加えてほしい」
もう一度浩太朗の言葉で書いて「見た目で判断しないでほしい」
文に合わせるには されないでか、されることなくだけど。「見た目で判断されることなく」
他に変えたいところは?「ない」
浩太朗の書いた筆談を演台の上に1ページだけでも提示してもらったらいいと思うのだけどどう思う?「ぼくもそう思う」
どのページ?「3〈10ページの中の)」

エピソードについて
僕が排尿をしたことを声を出しておしえているのに、お母さんの質問の返事とタイミングが合ってしまい、声を出して返事をしたと勘違いしているお母さんを見て 僕は笑ってしまいました。
いつ頃?「記憶にないけどかなり前」「ことし」
「わかったのかどうかはっきりしない」
お母さんはどんな質問をしたの?「部屋の温度のことだったと思う」
最終的にどうなった?「声を出しつづけやっとわかってとりかえてもらった」
ブログを始めます!

19年間喋ることが出来なかった全介助の重複障がい者 Kotaro。
20歳を目前にした昨年初夏に指談と出会った。
指談とは、当事者の指先の微細な動きを介助者が介助しながら、当事者が介助者の指先や手のひらに文字を書いていく方法。
昨年は、その方法で飛び出てきたKotaroの言葉に驚き感激した。
その方法を、母である私もとにかく習得したいと思い練習を始めた。
そして一年が経った。
⭕️❌は何とか出来ていたつもりが、最近それさえ確信が持てなくなってしまった。
焦る。
目の前で力を入れ汗だくになっている彼に的確な対応をしてやれない無力感。

4月の初めから5週間の入院中も使えなかった。どこが辛いのか、彼の体の中はどうなっているのか、聞きたかった。
でも発作や緊張でいまいち⭕️❌が感じ取れない。
絶えず腕や手や指が動くから跳ね除けられる。
手を触られたくないのか!
母には通じないから拒否されているのか!

ドツボにハマりそうになったこの3ヶ月。

そしてこの1週間、「第3回介助付きコミュニケーション研究会」に参加後、気持ちが変わってきた。そして指談の先輩親子に助けを借りて、今日新たな出発が出来た。

失敗したり回り道を辿ったりしながらでも何とか親子で指談を習得したい!
そんな思いからブログを始めます!
題して
「K&K指談奮闘記」

今日の先輩のアドバイス
「毎日⭕️❌△1.2.3.4.5を練習しよう!」
毎日朝起きたらと夜寝る前に体調を指談で聞いてみよう。1(つらい、苦しい)→2→3(大丈夫)→4→5(とてもいい!)で評価してもらおう。
早速今の体調を聞いてみた。
その前に⭕️❌△1.2.3.4.5.を書いてもらう。
⭕️は右に進んで少しさがるのね。
❌は左にピッと流す感じ。
△は△の形を書いたりZを書いたりして定まらない。じゃあ下に一直線に引っ張るのはどう?と言ってみる(これはまだ確定しないので保留だ)。
5は横棒を先に書くみたい。
4は左斜めが先。
3と2は区別がタイヘン!
2は丸く書いた後延々と右に行く。
3は丸く書いた後また下へ行く。
1は下へ下がるだけだから簡単。

確認した後今の体調を聞いてみたら、
「5」だー!
やったー!
今日はなんだかスムーズだ!

そういえば先輩が「仲間を増やしたいのなら、まずはお母さんと練習するのが良いと思います。まずはお母さんを育てるつもりでKotaroさんがいい講師となるにはどうしたらいいかを、お母さんに付き合ってもらって練習するといいと思います。Kotaroさんが周りを育てる講師になればすぐに仲間が増えます。だからぜひお母さんと練習をしてください。と僕が言っていたと伝えてください。よろしくお願いします。」
こんなふうに言ってくれたので、Kotaroも気を取り直してくれたのかもしれない。

毎日やってみる。とにかく毎日。