4/23の午後三時すぎのこと。
自宅待機中の私はミヤネ屋を見ていた。布団に寝っ転がってボーッと映像を眺めていたのだが、その瞬間身体が固まったのである。映像の宮根さんも固まっている。うろたえる彼の声、一同に固まるコメンテイター。
岡江久美子さんの訃報であった。
ええ~~~っ!!!もう言葉がなかった。
話は40年前に遡る。水曜日の夜だった。毎晩見ているプロ野球が雨天中止となり、他のチャンネルに換えてたまたま映ったのが連想ゲームであった。NHKのクイズ番組である。居間にある14インチのTVには岡江さんが映っていた。このとき私は彼女の存在を知ったのである。ハキハキとした24歳の彼女。壇ふみさんと共に紅組の得点ゲッターだった。早口で聡明な美女であった。
もう覚えている人は少ないかもしれないが、当時火曜日に「青春諸君!夏」というドラマがあった。私は雑誌で岡江さんがそのドラマにも出ていることを知り、火・水と二日連続で岡江さんを見ることができたのである。一人っ子の私は「こんなお姉さんがいたらいいなあ」と勝手に思ったものである。(後年、岡江さんも一人っ子であることを知った)
それから三十数年後、五十路を過ぎた私は地元の古本市である古雑誌を買った。「高二時代・昭和48年10月号」である。その雑誌を買った理由は高校時代の江川(作新学院)の記事が出ていたからだ。ところが自宅で改めて読んでみると思わぬ記事を見つけたのである。
17歳の岡江さんの写真であった。雑誌記事によるとミス高二コンテストとのことである。出版社主催なのかどうかはわからない。ここでどのような成績だったのかも不明だ。しかし紛れもなくセブンティーンの岡江さんのお姿であるのは間違いない。貴重な史料である。
私はいまだに何と言ってよいのかわからない。
信じられないが、現実なのだ。
それを受け止め、前を向いてコロナと闘っていくしかない。
彼女のためにも負けるわけにはいかない。
素敵なドラマをありがとうございました。
どうぞ安らかに。

