毎年、一年に 二〜三回くらい
先生も、85か86歳になる
定時制の頃の先生と文通をしている
担任ではなかったが、
国語の先生であり、
部活の卓球部の顧問でもあり、
生徒会の刊行物の顧問でもあった
定時制を卒業してからは、
なにも行き来する事もなかったが、
まるこが結婚してから、
三人目の子供を授かって、
名前を考えていた時に
その時分に読んでいた小説の主人公の弟の名前の
漢字に惹かれた…
でも…この漢字は小説の中での読み方であって
常用漢字で、こう読めるかなぁ〜❓
と、考えていた
ちょうどその頃、その先生から、
松山へ引っ越した…とハガキが届いた
そうだ!先生にお手紙を書いて、聞いてみよう〜
と、ひらめき、手紙を書いた
お返事が来て、
「読めますよ。ただ…こう読める事を知らない人もいるかもわかりませんが…etc」
嬉しかった
その時に、息子の名前が決まった
それから、一年に多い時は、四季折々に
ハガキや手紙を書いた
悩んだり、嬉しかったり、辛かったり、
たくさんの喜怒哀楽を手紙にしたためて投函すると、
2週間ほどで、
お返事をくださる…
いつも、思いやりに溢れていて
またペーソスを含み、トンチを含み
読むのが嬉しかった
今年のお正月を随分過ぎた頃に、先生から
年賀状が届いた
読み進むうちに、
身体の自由がなかなか効かず
寝たきりの日が増えました…と書かれてあった
お見舞いがてら、
少しでも、元気になってほしいと思い
仲良しケイコちゃんに、
先生宛ての手紙を入れて
美味しいミカンを送って…と頼んでいたら、
送ってくれて
今日…
先生からハガキが届いた
先生も、85か86歳になる
10年くらい前までは、
絵手紙の講師をしています。
と写真も入っていて、少しも変わらず若いなぁ〜
と、相方と、写真を見ながら話していたのに…
歳をとることって……と思うと
なんだか…
ちょっとだけ、心がチクチクした今日だった…