
NHKのBSで、歌番組をしていた、
相方と見ていたら、
中村美津子さんと、島津亜矢さんの共演で、
【長編歌謡浪曲 瞼の母】をしていた
約20分近くでしたが、
これを見て、思い出す事二つ……
もう随分前ですが、
仲良しイクチャンと、ツアー旅行に行った
時の事……
バスガイドさんが、とても上手に案内をしてくれました…
イマイチのガイドさんが喋り出すと
すぐに寝てしまうまるこですが……(^_^;)
この時のガイドさんは、今でもフルネーム
を覚えていますが、素晴らしいガイドさんでした。
お歳は……当時、50過ぎのように思いましたが
…
そして、帰りのバスの中で、
「行きにいろいろとご案内させてもらったので、
同じ道中ですので、一つ、わたくしの
拙い歌謡浪曲でもやらせてもらいます~」
みたいな事を言われたのです
題して、瞼の母 です…
ほほぅ~~ と思っていたのですが、
解説から始まり、
セリフ……歌……浪曲……と織り交ぜて
やっていました……
五分もしないうちに……
まるこは、物語の中に入ってしまいました
描写や、風景、人物までもが、頭の中で
映画のように流れます…
泣きながら聴いてました……
しかも……最前列に座っていたし……
約、30分くらいかな……
済んだあと、ガイドさんが、
「ご静聴ありがとうございました(^-^)
しかし……わたくし、ガイドを何十年も
やらせていただきましたが、
わたくしの拙いこの歌謡浪曲で、
泣いてくださったのは、こちらのお客様が
初めてでございます~(^-^)。ありがとうございます(^-^)」
と、言われました……
我に返ったまるこ……
ちょっと…恥ずかしかったです…
あのガイドさんは、まだお元気なのかなぁ~ ◯中 さ◯こ さん……
そして……もう一つの事は、
幼なじみのミッちゃんの事……
定時制高校に行ってた時の事。
夏休みか、春休みか、冬休みか…
覚えてないけど、ミッちゃんが、
別れたお母さんの居場所が分かったから
会いに行ってくる……ということでした
たしか……大阪方面やったかな……
まるこは、その頃には、母も亡くなっていたし、祖父母も亡くなっていたし、
叔父叔母の養女になっていたので、
いいなぁ~お母さんに会えるのかぁ~なんか……ドキドキするなぁ~
と話した事があります
そして……
ミッちゃんが、帰ってきて話してくれました……
「なんかね、お母さんは、再婚していて、
小学生の低学年くらいの子がいたんよ、
旦那さんは、ニコニコして、
早よ上がり~~って言うてくれたんやけどね~~
お母さんが、なんだか、困ったような、
そんな感じがしてから、
ひょっとしたら、迷惑やったんかなぁ~
と思ったりしたんよ……」
と言うような事を言いました
話していて……
なんだか……まるこも、悲しくて、
寂しくて、胸がキューっとした覚えがありました…
【瞼の母】
を聴くと、いつもこの二つの事を思い出します……
やっぱり、今日も、テレビを見ていて、
泣きました……
「おっ母さぁぁぁ~~ん」
