桃と悠のいとこの、いっちゃんが
夕方4時半頃、また一人で来た…

「いっちゃんも、ユニバーサルに行った?」

「うん[みんな:01]行ったぁ」

「よかったね~楽しかった?」

「うん、でもねぇ、ジェットコースターには、乗れなんだ…身長があと2センチ足りなんだけん…」

「そうなん…残念やったね~ 悠は乗れたん?」

「うん、」

「学校始まったね、宿題もやっとったかな?」

「うん、でも昨日は行かなんだ」

「なんで、始業式やったんやない?」

「ん…寝坊したけん、行かんかった…」

「え~、何故ぇ、ママは?」

「だって、起きたら9時半くらいやったし、家に誰も居らんかったんやもん」

「はぁ~?ママは?バァバは?」

「ジィジもバァバも仕事行って、もう居らんかったし、ママも居らんかった…」

[みんな:02]ママは、何故居らなんだん…?」

「知らん…仕事に行ったんやろ」
[みんな:03][みんな:04][みんな:05][みんな:06][みんな:07]
腹立ったよ…

どうせ、夜の仕事から帰ってなかったんやろうなぁ…と
いろいろ想像はできるけど…

なんか…腹立った…
腹立った…[みんな:08][みんな:09]

「犬が増えとるやん[みんな:10]

「うん、メルちゃんって言うんよ」

「前に悠のパパやったおっちゃんが
連れてきていた松蔵は?」

「あ~、この子が松蔵よ~」

「え~うそぉ!ぜんぜん違う犬やん」

「ここにやってきて、可愛くなったけん、メルちゃんになったんよ」

「松蔵の方が、かっこよくない?」

そんな話しをしていて、お菓子を食べて、5時になったから帰って行った…

「いっちゃん、ばぁばに、明日から、絶対に朝起こしてもらいさい。
頑張って、寝坊せんように、学校には絶対行かないけんで!」

と言っておいた…

心が少しキュルキュルして、
眠れない…






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