ちょっと走りっぱなし(あくまで、私の中で)だったので、
気分を変えようと、
ひさしぶりに、おひとりさま映画しました。
← 仕事しろいっ!の声、聞こえております、すまんです、切り替えてがむばります。
原題も同じ、
『Take this Waltz』
マリリン・モンローを演じて、話題の、ミシェル・ウイリアムズが主演です。
おひとりさまが極端に、ちょーーーー苦手な私ですが、
映画だけは、ときどき、無性に独りで見たくなります。
完璧に一人の世界。
※お客さんは、意外にも、60代の方多し!
今回は、ヘルタースケルターと迷ったけど、(迷うなっ!)
蜷川監督より年上!の、
岡崎京子の大大大ファンである私としては、そこはやめておきました。
で、ストーリーはこれから見る方も多いと思うので、
詳しくはこちらで。
恋が、経年変化で、暮らしになって、日常になって、家族になって、
幸せだけどちょっと不安で不満で・・・ってとこに現れる、
新しいときめき、さて!?
というややステレオタイプの話ではあるのですが、
(その上、結婚からたったの5年の29歳という設定、
→ どんどん、やり直したらいいと思います、微笑。)
ま、ストーリーが好きかどうかは別にして、
なにしろ、映像がとってもよい!
これは、映画でしかできないことだなーという映像の連続。
そして、なによりも好きだったのが、
ファッション、ファッション、ファッション♪
彼女の服、靴、バック、髪型はもちのろんですが、
キッチン含めたインテリア、
椅子の形、テーブルの形、
キッチンの中でのコーヒーカップの色、形、
彼の家の、部屋、クロスとカップの関係、
ぜーーーんぶ、好きでした。
っていうか、ぜーんぶ、
ザルの色も、ボウルの形も、郵便受けの籠の素材感も、サイズも、
一切、手抜きなし!!
服は、例えば、
真っ赤のアディダスのヴィンテージのジャージトップ(体操着系、テツ&トモ系)に、
ロイヤルブルーの、それも、ミッドセンチュリーっぽいスカートとか。
50年代っぽい花柄のワンピースに、
コンバースに、ボンボンつきの白のソックスとか。
ガ―リ―なんだけど、
タダもんじゃない感じです。
そんな小学生まがいの恰好に、
おっきなカメオのリングが、ミスマッチでマッチしてて、
大人にしてる感じ、
好きです。
ソフィアコッポラ以上に、
ファッショナブルで、
“ワールド”が展開されてる感じでした。
アンソロポロジ―とか、好きな人にはたまらないとおもいますよん。
※ご参考。
http://www.anthropologie.com/anthro/index.jsp
あ、彼女のバック=2種類のコットントートにも注目。
なんだって、これで合わせちゃう感じ?
それに、ミシェルはマリリンの時以上に肉感的な様相で、
なのに、足が美しいのがポイント高し。
さわりたい足です。
男子は私には、ふたりとも、そそらない系でしたが、
(だから、展開が腑に落ちない・・)
そこはともかく、彼女の映画なのですから、いいのかな。
ってことで、
彼女と、チキン料理専門家の夫のキッチンから生まれそうなお料理を。
今、たくさん出回っている、
赤パプリカでマリネ。
グリルで焦げ焦げに焼いたら、
皮をむいて、マリネ液に。
裏ごししたカッテ―ジチーズをのっけたりして、
わが家では、夏の常備菜です。
これで、野菜のテリーヌにしても♪
この映画見て、
そっかー、結婚したら、もう恋はしないってことなんすね~とあらためて。
すてきな人が、好きな人に、進化していくような事態は、
避けるべき・・ということです。
映画の帰り道、
オレンジのビックボーダーのTシャツと、
キッチュなスカイブルーのマニキュアを買いました。
なぜか?
観たら、わかります
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