小林よしのり『脱原発論』のコラムに、レアアースやメタンハイドレートなどの資源が、排他的経済水域を含む日本の領域で発見された、とある。後者にはエネルギー源としての可能性があるとされる。


本当ならワクワクするような朗報だけど、なぜ311や尖閣問題や竹島への韓国大統領上陸というような問題の浮上するこの時期に、こんな話が出てくるのか、ちょっと不審にも思う。


上記の資源はいちおう、権利を争っているボーダーライン上じゃなくて純然たる日本の領域内で見つかったらしいが、どこそこの国がこれらの簒奪を狙ってるなどという噂もきっと出てくるだろう。


分断して統治せよ、の原理で動く世界支配層のような存在がもし実在するのなら、こういう情報を流して、ナショナリズムの鼓舞から戦争へと駆り立てる、なんて企んでいるんじゃないかと疑ってみたくもなる。


石油枯渇や温暖化もデマだというし、原発についても情報の隠蔽などがあった。資源についての情報というのは、話題のスケールが大きすぎて、科学者たちも簡単に結論が出せないのだろうから、簡単にデマがまかり通るのではないか?だから今回の朗報も、いろいろ疑ってみる必要がありそうだ。