バラエティー番組を見ていました。
それは一般視聴者参加の番組で、仕掛け人が大きな熊の
着ぐるみを被って一般視聴者とそのペットのワンちゃん
に突然襲い掛かり、ペットのワンちゃんが熊に襲われた
飼い主を助けるかどうかという番組でした。
ちなみに見るからに大きくて強そうなワンちゃんは参加
していませんでした。
飼い主が「ウチの犬は私が大好きだから絶対に助けて
くれます」と自信満々だったのに、実際は飼い主を置き
去りにして遠くの方へ逃げ去っていました。
飼い主の皆さん「大丈夫」とおっしゃっていましたが、
ほとんどが我先に遠くへ逃げて行きました。
あるいは怖くて動けなくなって、草むらに隠れている
とか。
そんななか「うちは臆病だから逃げちゃうと思います」
とおっしゃっていたチワワのような小さいワンちゃんが
勇敢に熊のぬいぐるみに歯向かって行きました。
飼い主さん、それを見て本当に感動していました。
でもね、しょうがないなあと言いながらワンちゃんを
撫でている飼い主さんを見ていいなあと思いました。
「ごはん拔きだぞ」と言いながら、飼い主さんの手は
やっぱりナデナデ。
番犬にはなれなくてもその存在自体が唯一無二ですね。
ウラヤマシイ。