小学校低学年の時、ある放課後先生に呼ばれて教室に
一人残った。先生に詩を書くように言われて書いた。
いや、もう書いてあった詩の清書だったかもしれない。
半世紀以上前の話なのでよく覚えていない。
その後その詩が載った文集を頂いた。
その地域の学校の小学生の作品が載っていた。
私の詩には「やさしいおとうさん、親切なmaruちゃんの
様子がよく出てて、明るい家庭ですね」
と書評が書かれていた。
ごめんなさい
あれはフィクションです。
あの当時両親は商売をしていて働き詰めで我が家には
そんな気持ちの余裕はありませんでした。
父も仕事以外は寝てばかり。
文集を頂いた時、嬉しかったけれど嘘なのにと思うと
気持ちは引いていました。
先生は嘘って思わなかったのかな?とも思いました。
今思えば嘘だと分かっていたのかもなぁと思います。
引っ込み思案で大人しすぎて喋らない私に先生が
与えて下さった晴れ舞台だったかもしれません。
そう、その時が1番の晴れ舞台でした
いや、ブログが1番じゃないか