フェルナンデス倒産の話題がきっかけでウチに養子に来たフェルナンデスのLE−1Z。



子供さんがBOOKOFFのようなところで買って来はったモノらしい。

弦を張り替えて様子を見ると


トレモロブリッジが妙に浮いてる。アームを付けて動かしてみたら妙に柔らかい(気がする)


かなりコマを動かしたようで。調整範囲ギリギリまで詰めてある。

ブリッジの浮き過ぎでハイフレットの弦高が高い気がした。


あと、ベグの動作がふにゃふにゃして落ち着かない気がした。

なので


よく分からないスプリングと


海外メーカーのギターにはミドル〜アッパークラスのものに標準装備されてるのをたまに見るguyker製のロッキングチューナーの二つを用意した。


裏蓋を開けると、錆の跡からテンションを決めるネジをだいぶん緩めたような跡。


スプリングを増やして。


ブリッジを触らないで弦高がいい加減な角度に調整。


ブッシュの内径は誤差の範疇の違いだったので打ち換えせずにチューナーの交換。
しっとり節度のある動作に変わりましたよ。

一晩寝かして弦の初期伸びを待ち、再度チューニング。オクターブ調整が必要かな?と思ってましたがそうでもなく。詰め過ぎに見えた駒の位置が正解だったようです。

次はデンキ系を見ていきます。