かねてからマクロレンズが欲しいと思っていた。マクロレンズとは、モノに接近して撮影出来るレンズのこと。

例えば、1∶1マクロと呼ばれるものはフルサイズ一眼と呼ばれるカメラで35ミリのものが35ミリいっぱいに写せる。(集合写真だと35ミリにいっぱい写っている)倍率がスゴい。

要は、めっちゃ近寄って写真が撮れるってこと。


今回買ったのは、シグマ 70mm F2.8 EX DG MACROってやつ。まずは選定の経緯。


欲しいと思っていたのは、キャノン製。逆立ちしても買えまへん。



シグマ製なら6万円ちょい。

カミソリマクロと異名を取る逸品なのだとか。



その中古なら4万くらい〜



その前の型の中古なら



35000円くらい〜

その低ランク品なら。。。


私のお小遣いでも買えました。

外観は汚いし、レンズキャップすら付いていない。フィート表示ペイントの上からマジックで塗ってあったり、文字という文字を消そうとした跡があります。
推定2006年製。約18歳。


私のカメラ(EOSR10)に装着して、早速使ってみました。

(F2.8 1/125 ISO16000)
絞りを開けると、ピントを合わせたところがはっきりし、前後はちゃんとボケます。

(1/60 F9 ISO32000)
通勤時に使っているイヤホンのケース。キズまでくっきり。

(1/125 F9 ISO25600)
F9まで絞ると手前から奥までボケなくくっきり。

(1/125 F9 ISO25600)
指輪にこんなにも近寄れるんです。ホント凄いです。

しかし、オートフォーカスが、やはり約20年落ちの性能。

プルプルして、合焦で止まりません。

止まっているものでも、サーボAF/コンティニュアスAFで永遠にピクピク続く。カメラのAFが進化していて、激しく細かな信号をカメラが出していて、レンズが受け止め切れていない感じですかね。

オートフォーカスでメダカを追ってみましたが、↓私の腕ではこれが限界。
(1/320 F2.8 ISO2000)
しかし、マニュアルフォーカスなら、↓生後1ヶ月の2ミリないのカワニナの子供も(ピントが怪しいながら)撮れました。

(1/320 F2.8 ISO16000)
絞りを開けると、ピントが合う奥行きがペラペラの紙のよう。↓エビのボディの真ん中にピントがあります。2センチの間のほんの数ミリしかピントが合う範囲がありません。緊張して手がプルプルして余計にピント合わせが難しくなります。

(1/320 F3.2 ISO20000)
ピント合わせについては色々と慣れが必要ですが、2センチくらいのエビがトリミング無しでこのサイズで撮れるレンズには驚きです。

(1/320 F3.2 ISO16000)
現代のオートフォーカススピードで動作して、キャノンRFマウント対応品が有れば、私の感覚で高価でもマクロレンズ欲しくなりました。

ミラーレスでカメラ復帰した私には、ISO感度が普通に「万」単位でも撮れちゃうってところがいまだに慣れず。マニュアルでシャッタースピード、絞りを固定してISO感度で合わせて行くとか、感覚がついて行かないこといっぱいです。

さて、能登支援の人の順番が変わったり、4月から長期派遣になる人がいたり、留守を守る方は穴埋めのため仕事に出ますか。。。