彼が車で片道5時間のところへ長期出張へ行って1か月以上過ぎた。

その間、とりとめのないメールを送っていて、返信は必ずくれたが

彼のほうからはほとんどメールをくれない。

やっぱり以前の彼とは別人のように変わってしまったな、と悲しくなった。

それでも、彼のことが好きだから「どうしてるかな?」と気になったし、

私のほうから送らないと、彼からは何もアクションがないからこのまま自然消滅になってしまう、と思って

定期的にメールを送っていた。

しかし、だんだんむなしくなってきた。


私たち、本当に付き合っているの?


内勤の仕事をずっと放っておけないので、

2週間に1回くらいは自宅に帰らないといけない、と彼は言っていた。

土曜日の夕方まで仕事、日曜日だけ休みなので、

普通の週末はきついと思うが、

土日月と3連休の日があった。この日だと、もしかしたら会ってくれるかもしれない。

出張へ旅立つ前に「もし、時間が空いたら教えて。そのときはぜひ会いましょう」と伝えてあったので

少しの望みを持って連絡が来るのを待っていたのだが、何もなし。


以前のラブラブ時代のころに彼からきたメールを読み返してみた。

あまりにも今と違う内容、そして送ってくる頻度の違いに

とてつもなく、悲しくなった。


何かが私の中で崩れていった。


家で何度も泣いた。


りょうさん、本当はもう私のこと、愛してないんだね。

でもやさしいから、自分からはそれを私に言えなかったんだね。

そして気が乗らないのに、がんばってメールの返信してくれたんだね。

ごめんね。わかってあげられなくて。

今までりょうさんも苦しんでいたんだよね。

無理して、私を愛そうと一生懸命努力していたのかもしれない。

そして、私を傷つけまいとして、何も言えなかったんでしょう。

もう、私からは連絡しない。

そうしたら自然消滅するよね。

そしてりょうさんは、ほっとするよね。

やっと苦しみから解放されるよ。

さよなら、りょうさん。

もう私からは連絡しないよ。


もう、彼を忘れよう。

忘れなければならない、そう決心した。


私から連絡しなくなって、思った通り、

彼からもずっと全く連絡がない。

もう、このまま彼は自然消滅を望んでいるのだ。

彼は運命の人ではなかった。

縁がなかったのだ。


さよなら、りょうさん。

心から愛する人をみつけてね。

そして幸せになってね。


私は泣きながら、何度もつぶやいた。