のレザー・フォーエバーの旅
in 東京上野 東京国立博物館
パート6☆日本・盆栽・エルメス
エルメス展を日本で行うにあたって、
エルメスと日本を繋ぐ共通価値観。
伝統への敬意、技術の伝承、繊細で忍耐を要する職人の手仕事、
ディテールへの配慮…
この絆を祝してエルメスはメゾンのバッグにインスピレーションを得た
ユニークピースを製作することにしたのです。
皮革部門のクリエイティブディレクター「クーリ・ジョベール」は
「盆栽」コレクションを思いつきました！
そこで
まず、盆栽とは
草木を鉢に植えて、枝ぶり、葉姿、幹の肌、根及び鉢の総称、
もしくはその姿全体を鑑賞する趣味。
自然の風景を模して造形するのが特徴である
その目的は自然の風景を、
植木鉢の中に切り取って作り出すところにあります。
その植物の、野外で見られる大木の姿を、
鉢の上に縮尺して再現することを目指すものなのです
そのために剪定を施したり、自然の景観に似せるために枝を針金で固定し時に屈曲させ、
あるいは岩石の上に根を這わせたりと様々な技巧を競うのも楽しみの一つとされます。
なので、「サザエさん」でよくあるシーンの
波平さんの大事な大事な盆栽をカツオがサッカーボールや野球ボールで
壊してしまうシーンで波平さんが激怒していますよね
丹精込めて作り上げたものが壊れてしまう、この果かなさが魅力のひとつともいえますね。
盆栽とは、縮小されてその樹姿の内に自然の本質を凝縮したもの。
それと同様に鞍・皮革職人・金銀細工職人の技を全て詰め込んで
「ケリー」「バーキン」「コンスタンス」「ボリード」「ルリ」
「ボリード」「ファーミング」「ツールボックス」「ファコ」の
ミクロサイズのバッグを作ることにしたのです
続きはパート7★にて…
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