キャンディーブーケのmarukaです!

再び、掘り起こして楽しい
再アップシリーズ!!


いつからシリーズになったのか(笑)
こちらは2011年6月にかいた記事。

うんちくもなかなか楽しいから読んでみてください♥


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先日はメンズスラックスの(シングル)丈詰めについて書いたよ。

すその仕上がりラインと、縫い代の幅をあわせることが大事でした。

なので幅だしというのをやったよ。脇のラインを使ってね。

maruka FOR GIFT


そのときに既存の糸をほどくのに、

大体のメンズのお洋服が全体的にチェーンステッチなんですって話をしました。

なんでかしっかりした理由は不明ですが

メンズ→しっかり縫う

レディス→見た目重視 (表側に縫い目が響かないことが先決)

みたいな感じです。全体的に。なんでか知らないけど!




インポートものなんかで、メンズ畑のレディースの服とかはメンズ仕様ですね。

HAIDER ACKERMANN(ハイダーアッカーマン)


とかはね。あたしはこういう玄人受けねらってるのって好物ですねw(ねらってるのか?)




メンズの仕立てはちょっとした暗黙の了解って言うのが多くて

既製服になってもなお、テーラーメイドの名残ですかね。

そのぶんレディースは仕様がものすごく自由。



話は戻りますが、

なのでチェーンステッチというのは丈夫なんですね。

だからほどくのもやたらめったらに

やったらなかなかほどけないです。

ジーパンの縫いにもたまに使われてます。

昔のリーバイスとかそうですよね。(この辺は詳しい人もっといると思う!I)


なのでこのチェーンステッチのほどき方。

maruka FOR GIFT-ほどく糸

この状態から見ると、ほどく糸 っていうのは一見「ん?普通のステッチじゃん?」
とおもいますね。

ですが、ぺらっとめくってみると後ろ側↓↓↓


maruka FOR GIFT-ほどく糸まっさら

チェーンステッチというのは、
一見普通のステッチに見える側と、チェーンステッチの側とあるんですね。


maruka FOR GIFT-ほどく糸02

この場合、左足ですが、すそから股下に向かって
→ → → → →の方向でほどいてきます。
チェーンの向きが
『つつつつつつつつつつつつ  (チェーンを『つ』であらわしました)

って感じなの、画像で伝わりますかね?w
はい、もう分かりましたね。(笑)

これはですね、いつかいいました。
糸をほどくときは、逆再生だと。
よって、縫っている方向って← ← ← ← こうなんです。
ほどくのは逆再生になります。


maruka FOR GIFT-ほどきスタート

なので、この場合すそのほうから、ちょっと糸切りバサミかなんかで
糸をほじくりだして引っ張ってあげると・・・

maruka FOR GIFT-ほどき途中

ほんとうに文字通りつーーーーーって感じでほどけていきます。


maruka FOR GIFT-ほどけたところ

最後、ステッチがクロスするところで、糸は止まります。
ここ、上手くステッチが重なってないと、全部最後までほどけます(iДi)

きをつけてね

反対側の足のほう。


maruka FOR GIFT

大体のメーカーがそうなんだと思うけど

左足と、右足の縫い方向は逆になっています。

こちらは右足。

maruka FOR GIFT-反対側

今度はチェーンの縫いの方向← ← ← ← ← です。

すそから股下方向に縫われていきます。
なのでこの場合はほどくときは

【逆再生】 股下方向からすそに向かってです。


maruka FOR GIFT

この場合、ステッチが重なるところらへんのほどく糸をちょんと切ります。

これは、いっけん普通のステッチに見える側の糸を切るとほどけやすいですね。


maruka FOR GIFT-ほどけたところ

ほどけたとこ。このいとは普通に短く切ってしまってかまいません。

ステッチがクロスしてますので、ほどけないんですよ。(ちゃんとクロスしてればね)


デニムでも、なんでもチェーン状のステッチは

『つつつつつつつつつつつつつつつつ』

って見えるチェーンを

→ → → → → → → → → → →

の方向でほどいていくと簡単にほどけますよ★


デニムの場合、縫い始まり縫い終わりは内もも側からだから


ほどき始まりもそこからね。




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maruka