こんにちはニコニコ

 

だんだんと暖かくなってきましたね花花

新年度が始まり、皆さん忙しくなっていると思いますが、

今回は、家が建てられない土地についてお話していきます!!

 

お家が建てられない土地があることは知っていますかはてなマークはてなマーク

実は私自身、建築のお仕事に就くまでどこでも建てられると思っていましたww

 

まず、どんな土地はお家が建たないのかお話ししていきます。

 

市街化調整区域にある土地

 市街化調整区域…農地や山林を守るために建物を建てられないように

         制限した地域

         (※ただし、この区域で農業・漁業・林業を営む者の

                            居住用建物は建てられます)

この区域は、生活に必要な上下水道などのインフラが整っていません。

規制により家が建てられない土地ではありますが、家を建てにくい土地でもあります。

 

農地から宅地に転用していない農地

 市街化調整区域外の農地で、農地転用して宅地にできているものの、

 宅地にしていない農地は家を建てることができません。

 

接道義務を満たしていない土地

 接道義務…幅が4m以上の道路に2m以上接していなければ家を建てられない。

 道路に面していなければいけないかというと、災害の発生時に備えるためです。

 以下の画像が接道義務になりますダウン

              

 

再建築不可能物件を解体した土地 

 再建築不可能物件…家が建っていても、解体して更地にしてしまうと新たな家を建てられない土地

 再建築不可能物件の場合、リフォームして住むことは可能です。

 ただし、建築申請が不要なリフォームに限ります!!

 まず2階建て以下・延床面積が500m2・高さ13m以下・軒の高さ9m以下

 木造建築物(4号建築物と呼ばれる)であれば、増改築をしなければ建築申請が不要。

 この再建築不可能物件は、防災観点で人の安全性を確保するために定められました。

 

高圧線下にある土地

 7,000Vを超える特別高圧の架空電線下にある土地を指します。           

 高圧線から3m離れていなければ家が建てられません。

   

        

それ以外でも強風や大雨の時、テレビやラジオなどの電波障害なども考えられますガーン

 

擁壁のある土地

 擁壁…崖を覆うべく造られた人工壁

 高さ2m以上の擁壁が土地にある場合、家を建てる前に確認検査を受け、

 検査済み証を発行してもらう必要があります。

 確認検査をクリアできなければ、家を建てることは出来ません。

 

法地や崖地などの傾斜地

 傾斜角度15°以上の下り崖地は利用不可能な土地であり、

 家を建てられません。

 しかし、傾斜角度15°未満や形状、範囲によっては建築可能とされる

 土地もあります。

 法地…実際に宅地として使用できない斜面部分

         

 また、法地の範囲が土地全体の約30%未満であれば、法地の記載は

 しなくても良い決まりがあります。

 その部分を避けて家を建てることも可能です!!

 

今回は7つの家が建てられない土地について解説していきましたびっくりマーク

今後土地を購入予定の方やお家づくりを考えている方など、

参考にしていただけたら嬉しいですチュー

 

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是非見て頂けたら嬉しいです目