みなさま、あけましておめでとうございます
年も明け、新しい一年の始まり!!今年も頑張っていこう!!
と、思った矢先...。
能登半島地震が1月1日に発生。
多くの方が被災されました。
これ以上被害が大きくならないことを願っています。
さて、今回の災害でも多く見られた家屋全壊。
お家を建てられるときによく耳にする「耐震等級」
お家が全壊してしまっているのを目の当たりにし、
ちゃんと知っておくべきだと思い、私自身ももう一度等級レベルを
確認しました。
なので今回は耐震等級についてお話ししていこうと思います。
「耐震等級って何!?」
→ 地震に対する建物の強さ(耐震性)
(住宅の品質確保の促進等に関する法律)に基づく
⊡耐震等級…3つのランクが存在
・耐震等級1(建築基準法の耐震性能を満たす基準)
数百年に一度程度の地震
(震度6強から7程度=阪神・淡路大震災や2016年4月に
発生した熊本地震クラスの揺れ)に対しても倒壊や崩壊しない
数十年に一度発生する地震(震度5程度)は
損傷しない程度
※震度6~7程度の地震で「倒壊・崩壊しない」
=倒壊はしないが一定の損傷を受けることは許容しているということです。
・耐震等級2
耐震等級1の1.25倍の地震に耐えられる性能・耐震強度の
水準です。
「長期優良住宅」では、耐震等級2以上が認定条件。
・耐震等級3
耐震等級1の1.5倍の地震力に耐えられるだけの
性能・耐震強度水準です。
耐震性の中でも最も高いレベルであり、一度大きな地震を
受けてもダメージが少ないため、地震発生後も住み続けられ、
より安全です。
専門家の調査によると、震度7の揺れが2回続いた熊本地震では、
1度目は耐え2度目の地震で倒壊した住宅も多数あった中で、
耐震等級3の住宅は2度の震度7の地震でも耐えていたことが
明らかになっています。
耐震等級は家を建てる人が決めることがほとんどです。
法律上では耐震等級1、建築基準法を守れば、耐震等級2,3は
あくまで任意の基準になっています。
2024年元旦に起こった能登半島地震。
これからお家づくりを考えている方は耐震等級についても
検討してください。
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