昨日60代の男性の患者さんが飛び込みで来られました。
普通ですと、丸井庵の優しいスタッフに「お断り」をされます。
でも、今回は違ったようです。
帰せなかったのです。 理由は「ひどい 痛みの為に倒れる状況」だったからです。
取り敢えず、先番の患者さんにお断りして、お話しを伺いました。
幹部を触ると硬直して、少し当たるだけで、結構な時間痛みます。
痛みの範囲は左臀部から下脚にかけてです。
専門的にはデルマトームで言う L5.S1 の範囲痛です。
普通に考えると、坐骨神経痛です。
脊椎間狭窄症によるものか? シビレるので脊柱管狭窄症も候補?
少し精査すると腰椎が前部に傾き伸ばす事が出来てない。
運動や動きの刺激で発作的に痛みが発生する。
痛みは我慢の限界まで強い。
痙攣または硬直している筋および神経に針を直接当てても痛みは消えない。
痛みの為に油汗をかき、言葉も少ない。
本人から「お灸では、どうですか?」と
他所の鍼灸師に勧められたらしい、「そうですね」
確実に、仕留められる神経痛では無い
迷った挙句、自分の足の痙攣痛にお灸をすえて、楽になった経験を思い出した。
今までも痛み激しい神経痛には、何回かは出逢った。
数年に一度は、激しく難しい、痛みの患者に当たる。
そんな場合に助けてくれる治療が灸治療です。
意を決してお灸のツボを取穴した。
普通は五荘、同じツボに五回ずつ、火を点けます。
今回は7荘にしました。
患者さん本人は「少し和らいだ」と
でも、触ると、筋肉の緊張は続いている。
翌る日、昨日のその後を話してくれました。
自宅に帰り、二時間程は発作は無かった。
その後四時間程、死ぬ程痛かった」「救急車を呼びたかった。」
「呼んだら良かったのに」優しいスタッフの厳しい声です。
今日こうして、お灸を施術しに来たという事は「ちょいと良いのかな」
痙攣痛ですと漢方の芍薬甘草湯が効果的ですよ、ドクターに相談したら?
「先生あの薬頂いておりました」「でも効果が出なかったのか?」
難しい神経痛、それは、痙攣痛を伴うものである。
間欠性の痛みでは無い、連続性の痙攣を伴う痛みである。
結果は後ほど、このブログでまとめて報告したいと思います。
