今年も奥多摩の御岳山に咲くレンゲショウマを見に出かけてきました。
 
花の時期には少し早いのですが、一般的に花の写真を撮るにはピーク前の方が生き生きとした花を綺麗に撮ることができます。
レンゲショウマも同じで、特にこの花は一斉に咲かずに茎の上から順に咲いていきますので、先端に咲く綺麗な花をバランスよく撮るには早い時期がいいと思います。
 
当日は小雨模様の天気。
花を見に来た人たちは、レンゲショウマの姿を見て、雨の日だから下向きになってるのかね。と少し残念そうに言っていました。
 
 
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雨の日に咲く小さな花傘
 
もちろんそうではありません。レンゲショウマは下を向いて咲く花です。
雨の降る中、下向きに咲くその可愛らしい花は、雫をたずさえた小さな花の傘のようです。
 
 
 
イメージ 2
 

雨霧に咲く魅了の姿

 
レンゲショウマは不思議な造形をした花だと思います。
一本一本がまるで生け花の作品のように咲きます。
丈のあるその茎は細く、一見すると弱弱しさも感じられますが、花の重みに茎がしなりながらもしっかりと咲く不思議な形の花です。
まっすぐに凛と咲く百合の花などとはまた違う、レンゲショウマの造形の魅力ではないかなぁ思います。
 
 
霧の御岳山と呼ばれ雨の多い場所です。この日も雨の天気。
でもそんな日だからといって撮影にとって悪いばかりではありません。
辺り一面に立ち込める白い霧が余計なものを隠し、シンプルで美しい白の世界を作ってくれました。
本当の真っ白では写真が単調になりすぎます。
背景にまっすぐに立ち並ぶ杉林のシルエットを入れると、レンゲショウマのしなやかなその姿が美しく浮かび上がりました。
 
イメージ 3
 
ハイライトとシャドー、直線と曲線の織りなす世界 
 
まっすぐな杉の木と、対照的に頭を垂れるように咲くレンゲショウマ。
その姿に魅せられてシャッターを切った一枚です。
 
 
もちろん真夏の木漏れ日に咲くレンゲショウマも素敵ですが、雨の日の柔らかい光に咲く姿もいいと思います。
雨の日にしか見せない姿、雨の日にしか感じることのできない姿というのもあるんだと思います。
 
 
 
最近は、おかげさまで体調の復調とともに、仕事も忙しくなってきました。
休みの日は家庭行事もあり、なかなかブログへのアクセスもままなりませんが、週末ブロガーとして、もう少しお付き合いをお願いいたします。
 
 
先日のWin10のメジャーアップグレードの影響でしょうか、ブラウザ(Edgeを使っていたのですが)が立ちあがらなくなってしまいました。(汗)
Win10へ移行時にIEもすぐに固まるようになってしまったので、Edgeを使っていたのですが・・、
そんな理由もあってしばらくはブログも遅延しそうです・・・。 早くなんとかして、マイクロソフトさん~!!