ことばの爆発期を待って待って待って。
2歳6ヶ月。
『パパ もうふ もってきてー』
『パパ あっち いこう』
『イオン いこう』
『赤 ブップ』
出てきた出てきた。よしよしよしよし。
もともとこちらの言うことは理解できていて、息子本人はうまく表現できないからと親の服を引っ張ったり、プラレールのレールを振り回したりしていた。外に行くと引っ込み思案になる。パパの太ももから離れない。
息子が分かりやすく態度に示したときは『むずかしいね、大丈夫、教えて』と言って(不明瞭な)単語を聞いてきた。聞いといて分からないこともある。
『トイトイトイ』(え?)『信号機?』
ニコッと笑ったらそれ!(ヤマカンが当たったぜ)
『カンカンカンカンカー』『ふみきり?』ニコッ!
『(指差して)くるっくる、くるっくる』『くるっくるだね』(理髪店のサインポール)
これらがだんだん
しんごき
ふんきり
チョキチョキ(パパがよく行くと知ってる)
と変化していく。動詞が付いてくる。
子どもが変わっていくときを目の当たりにし驚かされる。
息子の発音が不明瞭なとき、どうしても親に伝わらなくて不満そうだったら息子と同じことを言って呼応する。そうすると安心するようだ。教えようとする圧とか他の子と比べて焦る気持ちとか隠してきた。演じきれただろうか。
散歩に行くとき、あーちゃんはハンディの虫図鑑と草花図鑑を一緒に背負ってく。調べる癖をつけるためだ。
(あーちゃんの“調べる”はダイコン演技だけど息子にはこれから調べてもらう)
『あっ!あの黄色い虫は、、ちょうちょ!モンキチョウ』
『きいろー ちょうちょー』
『そう、黄色のちょうちょ。本に書いてるよ、ここ』