「毎日いい日」になるヒント

 

今日の禅語は、「和」です。

 

読み方は、「わ」

 

 

 

 

 

真の和ってなんでしょう?

 

 

 

事なかれ主義的な態度で争いごとを避けることは、真の和とは言えないでしょう。

 

 

 

 

「最も有名なのは、聖徳太子が起草した『十七条憲法』に出てくる「和を以って貴しと為す」であるが、しかし大切なのは他律的な和ではなく、お互いが色々な面において支えあう、主体性を以って、「生かされている」と言うことを自覚することが真の和である。」

(引用『茶席の禅語大辞典』監修:有馬 賴底)

 

 

 

主体性を持ちながら、「生かされている」と自覚して他者と調和するってことでしょう。

 

 

言葉として理解したことを日々の生活の中で実践していきたいと思います。

 

 

 

 

 

(余談)

 

1月21日(日)は、茶道の初稽古の日でした。

 

同じ社中の方々と一同に会して、濃茶,薄茶のお稽古をしてきました。

 

床間飾り,静けさの音,湯の沸く音,お茶の香り、茶筅でお茶を点てる音,甘いお菓子と爽やかなお茶の味、五感を刺激されます。

 

色々なことの起こるこの世の中で、同じ時間を共有し、お茶を飲み語らうことができるのは、当たり前のことではないですね。

 

奇跡です。

 

 

 

この日に合わせるかのように福寿草が咲いていました。

 

福寿草の花言葉は、「幸せを招く・永久の幸福」です。