「毎日いい日」になる禅語015
「毎日いい日」なるヒント今日の禅語は、「一滴潤乾坤」です。読み方は、「いってき けんこんを うるおす」「一滴の雫が全世界を潤す」の意味です。乾坤は、天地という意味です。一滴の雫が全世界を潤すなんてあるんでしょうかね〜この禅語の由来は、嘉州の白水禅師がある僧から「なぜ達磨大師はインドから中国に来たのか」と問われます。それに対し「天下のどこにも達磨大師の座禅した洞窟はもう見当たらないが、一滴乾坤を潤す(一滴の雫が全世界を潤した)」と答えたと伝えられています。達磨大師は、禅をインドから中国へ広めたことにより禅宗の初祖。達磨大師の徳が弟子に受け継がれ広まった。一人ではじめたことが受け継がれ広まっていく様子を、「一滴の雫が全世界を潤す」と言われているのですね。この掛け軸は、達磨忌・利休忌や各流派の流祖忌に掛けるに相応しいものです。一人の行動、小さな親切、ほんの一言の声かけが、世界に影響を与えることがあると教えてくれているようです。西洋の言葉だと、バタフライエフェクトでしょうか。6月、紫陽花が美しい季節ですね。ー・ー・ー もっと、毎日いい日になる心の習慣メルマガで配信中(無料)《良い循環を生み出す心の習慣》の購読申し込みはこちら→☆☆☆登録後届く確認メール内のURLをもう1度クリックして購読スタートです!メルマガもお読みいただけたら嬉しいです。