アンティーク振袖を再現 | Ricoの気ままなブログ♪

Ricoの気ままなブログ♪

ウェディングドレスもカクテルドレスも和装も豊富な名古屋の衣裳店のおかみから 
気ままな独り言をブログで・・・・

本日は 昭和初期の振袖を

そのまま再現した

引き振袖をご紹介します。

 

マルイチの残っている

アンティークの振袖を見てみると

黒が中心というより

柄が多い彩り豊かな衣裳が多く見られます

これは 振袖だけではなく打掛もです。

本来 そのままの現品振袖を

ショップに出したいところですが

非常に状態が悪く

再現という方法をとりました。

・・・あれ ?

この柄どこかで??

って思う方ありますよね

この柄を 打掛にメーカーさんも

発表しています(笑)

 

大胆に配された

鶴の顔は 絵画のようで

今にも口ばしが動きそう

吉祥文様の

亀甲柄などが組み合わせられ

和装好きにはたまらない構図ですよね

松は常緑木として

冬も緑の葉を茂らせることから

不老長寿の象徴とされています

老松・若松等種類があります

私 実は毎年 

【今年のお正月 今年の松はどれかな?】

って楽しみにしています

この図柄の松は 『若松』を文様化したもの

新鮮で若々しく振袖の柄としてよく使われます

振袖の 裾周り『八掛け』とも言いますが

ここにも本来の着物同様

柄を配しました

比翼は 松の色をとり

深い青碧(にぶい青緑)で

 

小物の組み合わせで

イメージを変えて

着こなすことが可能

小物あわせがとても

楽しいお着物です

帯・抱え帯はあえて

千鳥格子の大小で

すっきりまとめてみました。

最後に

この図柄は

再現しなかった着物ですが

昔の柄って

本当に大胆ですよね

是非 他の新婦様と違った着物を

とお考えのお嬢様

一度私たち『マルイチ』の扉を開いてみませんか?

和装好きの スタッフが一杯です