一体型便器のデメリット(TOTO:ウォシュレットZSⅡ) 堺市北区中百舌鳥町 | マルイチ住宅設備機器株式会社

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あるお客様から「トイレが流せなくなった」とのご連絡。

 

メーカー:TOTO

製品名:ウォシュレットZSⅡ

品番:TCF965L

販売期間:1996年

 

20年前の一体型便器です。

 

レバーハンドルが真っ二つ。

 

組み合わせ便器(タンク、便器、便座が分離したトイレ)なら修理部材が豊富なのですぐに直るものの、一体型便器は専用部材のため修理できず。

 

このままだとトイレが使えないということで応急処置を施し現場を離れましたが、メーカーに修理部材の有無を確認したところ「部品供給終了」とのこと。

 

ちなみに数年後に建て替えを予定されているそうで、組み合わせ便器なら数千円で修理できたものの、トイレ丸ごと交換する意外に方法はなく・・・。

 

一体型便器にはこういうリスクがあるので、基本的に当店からおすすめすることは致しません。

 

↓参考記事
▶たった10年でトイレ丸ごと交換!?ウォシュレット(シャワートイレ)一体型便器にご注意を!

 

 

余談ですが、下の写真はトイレの止水栓を真上から撮ったものです。

隅付タンク式トイレからの移行で、なぜか止水栓がそのまんま。

 

 

▼隅付タンク式トイレ

止水栓がちょうど便器の真ん中にあります。

 

 

だから当然、止水栓がトイレタンクの真裏に来てしまい、手が入りにくい上に止水栓の頭がマイナスドライバー式。

 

何かあった時のための止水栓なのにドライバーが入らない状況。

 

プロなら色んな道具があるのでどうにでもなりますが、普通、安全を考えて、お客様が止水できる位置まで移設するはず。

 

何か移設できない事情でも?

いや、そんな事情はありえません(苦笑)