長い間、犬と暮らしてきた。

最初に飼ったのは、野良犬だったチロだ。

どこからか迷いこんだ犬に

哀れを感じて、ドッグフードを買いあたえると

喜んで食べた。

ずっと庭にいるので、

家族と相談して飼うことにした。

庭で飼っていたので、フィラリアになって死まった。もっと大事にしたら良かったと後悔して、家族みんなで泣きながら庭の隅にお墓を作った。

それから、子供たちが、ペットショップで売れ残りの犬がいると言ってきた。

雑種のチロが小型になったような犬で、

なんでこんな雑種が売られているのか聞いてみたら、これは保護された野犬の子供で、

里親を探しているという。

チロへの罪滅ぼしの気持ちで、迎え入れた。

今度は、室内で、獣医にも頻繁に通い、

ワクチンや健康診断もした。

ペロと名付けた犬は、16歳で、老衰で死んだ。

やりとげた、と思えたが、とても悲しかった。


もう犬は飼うまい、と心に決めた。


それから、テレビや動画で、犬の映像が流れると、

飼い方チェックをするようになってしまった。

長い時間、留守番させてとか、

あのソファーから飛び降りたら

骨折する、とか、人の犬が心配でならない。


留守番している犬に室温調整や、散歩、新しい水をあげたい、と強く思うようになった


次回に続く