意味が全く解からんと云われましたので、以下の説明を付けました。
ム チ ヤク ム トク ム ショ トク コ ム ケイ ゲ
無 智 亦 無 得 無 所 得 故 無 罫 疑
ム ケイ ゲ コ ム ウ ク フ オン リ イチ サイ
無 罫 疑 故 無 有 恐 怖 遠 離 一 切
テンドウ ム ソウ
顛 倒 夢 想
【日本語 読み】智もなくまた得もなし 得るということがないから 罫絵疑なし、罫疑無きが故に恐怖もあること無く 一切の顛倒夢想を遠離して【解 説】知ることも得ることもないから 心を妨げる又は遮〔さえぎ〕る、事象がない心にそうした事象がない故に、恐怖が生ずることも無い顛倒〔間違いや勘違い〕した心を遠く離れて
私見です、人は病に掛かった又は病に侵されたと思う。その時点で病と闘い治そうと努力を始めます。人は本来の健康を己の力で培っているのなら、病と謂う名の異次元を相手に闘い治すことも、その事象を克服して元気になることも可能です。
しかし、健康と謂う状態が戴きもの、授〔さずかり〕りものであるのなら、再び新に授からない以上、元に戻ることは不可能です。
原因が明確であり、原因を完全特定し完全消去できる場合を除いて「覆水〔ふくすい〕盆に返らず」と諺のとおり、失ったものは決して元には還らない。
「治るだろう、治せるだろう」の絶対性が崩れた時、人はどうしようもない恐怖に出遭います。足元、土台の崩れ失せた精神状態の中、失望感と恐怖が訪れるのです。
訪れた恐怖は間違った考え方や思い方を因にして起きた心の表れです、自己を離れ、心を自分の外、別次元に置いて、命の意味を省みると「そんなんじゃない、そんな生き方をしたかったのでは無い」と覚え見え感じるものがある。
「寿命・ことほぐいのち」。
戴ける命の大きさや素晴らしさが、改めてしみじみと感じられるはずです。すべての人は、間違いを起こす因を持つ塊です。智も無く、得ることも無いと断言したそこ場所から始まる心の世界観がさわやかな気分を与えてくれませんか。
注意 けいげの罫はトの無いものですが表示困難な為に、宛て字にしています。