今日のタイトルは、
俺が保育園の頃に好きだったロボットアニメ、
ダイターン3のオープニングの歌詞の一部だ。
この歌詞のあと、「カムヒア~ダイターンスリー」と、
英語の意味もわからずに叫んでいた記憶がある。


そのダイターン3で、主人公の破嵐万丈の声を担当し、
その後番組である機動戦士ガンダムのブライトの声優でもあった、
鈴置洋孝さんが亡くなった。まだ56歳だそうだ。
いくらなんでも早すぎる。いきなりすぎる。


ブライトの声優でもあった、と書いたが、
ブライトは、ガンダム好きのなかでは今でも現役だった。
俺もガンダムが好きで、好きが高じて、
バンダイとのCMの仕事にしてしまった位だから、
社会人となった今も、ブライトさんと鈴置さんは、
ほとんど同一人物として自分の中に存在している。
その人が亡くなった。同時にブライトも時間を止めた。
ご冥福をお祈りしたい。ありがとう、お疲れ様でしたと伝えたい。


あの頃、俺たち子供のために必死に頑張ってくれてた大人、
たとえば、いかりや長介さんはその代表格なのだけど、
僕らが大好きな大人が 近頃どんどん亡くなっている。
すでに自分も大人なのだから
それは仕方ないことなのだけど、
それでもその度に、やりきれない気持ちになる。


中学の時に夢中で見ていたドラマはあぶない刑事だ。
あの柴田恭平氏もガンで入院中なのだそうだ。
ユウジがガン、とかって、悪いジョークのようだ。
だけど、それが現実だ。
俺達が好きだったユウジはガンなんかに負けない。
負けないで欲しい。


今日は、なんとなくお盆休みモードで、会社にいながら、
重松清の”その日のまえに”を読み返していたから、
死に対して感傷的になっているのかもしれない。
現実と虚構を並べるなよ俺、とは思いつつ紹介しておきます。

ここの読者のちょろりさんが最初にメールをくれたのも、

重松清さんの本の紹介の時だったなぁ。

いつも、読み終えた本で良かったものは、
オフクロに宅急便することにしてるのだけど、
これはちょっと読ませたくない、そんな本。だけど良い本です。