先日、中学2年生になるタイミングでブログを再開したまるごんです犬


で、中学1年の間真顔はどうだったかと一言で言うと、


モラトリアム(moratorium)
「猶予期間」「一時停止」でした。


発達心理学の言葉では、12歳からの大人になる境目で、アイデンティティを確立し、責任を担う準備をする期間なのですが、


この時期に、

自分が何がやりたいのか、
新しい人間関係はどうだろうか、
失敗して学び 修正する経験や、
初めての環境に戸惑い、ウロウロすることの大切さ

などを本人に話して、


あえての、完全に放置してみましたニヤリ
(だからブログ更新ネタがなかったのです汗


そして、立派な中二病の息子が完成ですニヤ





しかし、最初の頃は全く違いました。


都立中に合格したものの、同級生にはには麻○中学を蹴った子や英検2級の子がいるなどの話を聞いて、焦っていたのはこの私ですショボーン


御三家に行った同級生が参加した鉄緑の新中1説明会は大盛況だったそうで、うちもせっかく習慣もできたし、このまま勉強を続けようと考えていて、

「そうだよね、せっかく中高一貫校に合格したから先取りどんどんやろうねー」

なんてぼけーに言っていました。


そして入学前の春休みに、私立受験併願組に負けないように理社をやらせたり、英検の教材を買って並べていたのです。



毎日重い荷物を背負い、
1時間も満員電車に乗り、
慣れない生活への戸惑い、
厳しい先生へも気を遣い、
部活や課題に追われるという 日々



そして、ある日
ショック「○○くんが学校に来なくなっちゃった。」
と衝撃的な話を聞きました。


出席番号も近く、息子にとっても最初の友達だったし、私も最初の保護者会でお話したのは彼の素敵なお母様。



不登校はどこの学校でもあるし、その理由もわかりません。
しかし、都立中の不登校も例にもれず、高校進学時には学校によっては10-20人も去っていることを知りました。


(中学は義務教育なので退学はないのですが、都立中高一貫校は留年という制度がないので、欠席が続くと高校は退学になってしまうそうです。)



高倍率の難関を突破して、夢に満ちた生活が始まるはずでした。
どれだけ無念か、どのような辛い想いをされているのでしょうか。



そして、さらに中間テストが終わる頃から夏にかけて、別の子もひとり、またひとりと休むクラスメイトが増えていきました。



考えてもみたら、小学生の時はクラスでもかなり優秀で特別な存在であったであろう子が、
都立中学生になったら、みんなが優秀な子ばかりの中で、ただの人になってしまうのです。
(都立中受検による、報告書=内申のフィルタリングは恐ろしい💧)


様々なプレッシャーを抱えて、心身共に見えないストレスが重くのしかかっていることは、想像に難くありません。



学校に来ているだけでも、「すごいこと」なんだと。



もう、疲れて勉強をしないえーんを起こして、うるさいことも言うのはやめようと思ったのです。




幸い、本人は学校が大好きで、友達もたくさんできたのでもう完全放置しました。


ただ中学生を楽しんで、そして、どんどん失敗して欲しい。

それが、貴方の血となり肉となり 将来に役に立つから と。

〜次回へ続く〜

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