ほとんどの場合、組織において第三者機関というのは形骸化しています。

 

私の住んでいるグループホームでもそうです。

 

定期的に市役所の方と、相談所の方がきて、面談をしてもらいますが、

 

聞かれることは「睡眠は取れていますか?食事はとれていますか?」などと

いつも病院で聞かれているようなことばかり・・・。

 

それかもっと極端になると、「Aさんはずっとここ(グループホーム)に居たいんだよね?」

などという自分の気持ちを否定される形の押し付けなど・・・。(恐らくグループホーム側の

顔色をうかがっての発言なんでしょうが・・・。)

 

大抵は第三者機関というのは、弱者ではなく、強者の味方をします。善悪は置いておいて。

 

警察もそう。

 

かつて父のDVに耐えかねて、自分は家に警察を呼んだことがありましたが、「お父さんのいうことを

よく聞くように」と諭されて終わりました。(それ以降、案の定DVは悪化

 

そういった例でなくても、単純にケンカが起こった場合でも、例えば先生などは、悪い生徒の味方をすることがあります。(これは

ちょっと決めつけかな・・・?)

 

ですがやはり往々にして、正しい第三者判断というのは、日本においては期待できないのが実情でしょう・・・。

 

勿論トラブルになってなければ問題ないのですが、トラブルの渦中にあるなら、第三者機関しか頼るべき場所が無いわけですから、事態は深刻です・・・。(これぞまさに組織ぐるみの、個人をカモにしたDV)

 

他は弁護士などに頼る例もありますが、、、。

 

お金が無ければ弁護士は動きません。

 

まさに四面楚歌、八方ふさがりです。

 

第三者機関の充実は、少なくとも精神科領域では、スピードを意識して成されるべきだと、私は思います。(障害当事者として