先日書いたグリッドワーカーの記事にコメントを下さった方が、肉眼で「黄色い網目が見える」とおっしゃっていました。

 

地球のエネルギーが見えるという人たちを思い出したので記事にしてみます。

 

オーストラリアの先住民族であるアボリジニの文化に深く根ざした「ドリーム」(Dreaming)という概念についてです。ドリームは、アボリジニの信仰や生活において重要な考え方です。

 

それでは行ってみましょう。

 

 

 

ドリームとは?

 

 

「ドリーム」(Dreaming)は、アボリジニの神話的な世界観や時間の概念を指す言葉です。

 

これは単なる夢のことではなく、過去、現在、未来が一体となった世界、全てが永続する神聖な時間と空間のことを意味します。

 

ドリームは、アボリジニの文化、社会、宗教、そして個々人のアイデンティティにおいて不可欠な要素です。

 

ドリームの起源や役割はこんな感じです。

 

1. 創造の”時代”

 

ドリームは創造の時代を指します。

時代という言葉が示す通り、ドリームは時間の概念とも言えます。

 

祖先の精霊や神々が地球を創造し、山々、川、動植物、人間を作り出してきた創造神話は、アボリジニの各部族や地域ごとに異なりますが、すべてがドリームの一部として語り継がれています。

 

 

 

2. 神話と伝承

 

ドリームには多くの神話や伝承が含まれています。

 

これらは世代を超えて口で伝えられ、アボリジニの人々にとって生活の指針となっていて、道徳や社会規範を教える重要な役割を果たします。

 

儀式の中の歌とかなのでしょうか?

この辺りの詳しいことはわかりませんが、先祖に対する敬意と、これまで受け継がれてきた時間の流れに想いをはせる効果もあるのかもしれません。

 

 

3. 土地とのつながり

 

ドリームは土地と深く結びついています。

 

各部族には独自のドリームの物語があり、その物語は特定の地形や場所と関連しています。これにより、土地そのものが神聖な存在とされ、アボリジニの人々は土地を敬い、保護する義務を感じています。

 

特定の地形というのが気になりますが、そもそもオーストラリアやニュージーランドには古代エジプトとのつながりがあったり、それ以前の記録があったりと、そもそもが不思議な国ですよね。

 

専門家の中には、一番古い歴史があるのはシュメールではなくオーストラリアだと言っている人もいるそうです。

入ったら帰って来られた者はいないという不思議な山や、その山にいる蛇の伝説なども興味深いものがありますし、地球のへそと呼ばれるウルルは、乾燥地帯にありながらオアシスのようになっている所があったりと、神秘的な場所が多いです。

 

古代からエネルギーを感じられる人たちがいて今も続いているのは、そもそも強力なエネルギースポットが多いからなのかもしれません。

 

 

 

 

ドリームとスピリチュアルなつながり

 

 

ドリームは、アボリジニの人々にとってスピリチュアルなつながりを強化する手段でもあります。

 

物語や儀式を通じて、祖先の精霊と対話し、メッセージを受け取ります。このスピリチュアルなつながりは、アボリジニの生活において欠かせないものです。

 

CSヒステリーチャンネルの長寿人気番組「古代の宇宙人」によると、この部族がドリームを見る時は、変性意識になっていて、その状態で儀式を行います。

 

体にペイントをして火の周りで象徴的なダンスをしますが、部族の長ともいう存在は、筒のようなものを通して、肉眼でエネルギーの流れとしてドリームが見えると言っていました。

 

それも、現在、過去、未来(とあともう一つあったような?)が同時に見えるのだそうです。

 

プレアデス、オリオン、天の川、南十字星、金星など、星座や天体の動きが重要な役割を果たしており、これらはドリームタイムの物語や儀式に深く組み込まれているそうです。

 

 

 

まとめ

 

 

アボリジニの「ドリーム」は、創造の時代から続く神聖な世界観です。

彼らの文化や社会、スピリチュアルなつながりに深く根ざしています。

 

ドリームは単なる過去の物語ではなく、現在も未来も含む永続する時間と空間の概念です。この深遠な信仰と知恵は、私たちにも多くの教訓を与えてくれます。

 

色々想像を掻き立てられる「ドリーム」とアボリジニ、あなたも探ってみてくださいね。

 

 

今回は以上です。

お読みいただきありがとうございました。