ビットコインを取り扱っている、マウントゴックスが破綻した。
外国人の社長がたどたどしい日本語で謝罪をしている姿を見えて違和感を覚えたのは私だけではないだろう。
仮想通過を発行したのは、民間企業だ。
現在我々が使っているお金も日本銀行という民間企業が発行してる。
アメリカもFRBという民間会社がドルを発行している。

昔昔は「金本位制」という「金」という価値のあるとされるものを担保としてお金を発行してた。
しかし、現在は「信用」というものを担保としてお金が作られている。

かなり乱暴な意見かもしれないが、ビットコインも現在、私たちが使っているお金も
非常に危ういものだということではないだろうか。

ある日突然、銀行が封鎖され、自分のお金が引き出せなかったらどうなるだろうか。
ある日突然、お金が使えなくなったらどうなであろうか。

ビットコインの事件はそんな未来の世界経済をアナロジーとして私たちに見せてくれているのではないだろうか。

そのような事態になったとき、顔と顔の見える信頼関係で結ばれた人たちが助け合う社会に変わって行くのかもしれない。

お金は大事だが、それが全てではない。