誰が今の福島県の首長をやっても困難であることは認めよう。
しかし、今回の南相馬市長選挙は他に選択肢がなかったので、
しょうがないと言えば、それまでだ。

現市長は、最初はヒーローだった。
危険な場所から一人でも多くの人を非難させる行動力は素晴らしかった。
しかし、その後が問題だった。
現状、まだまだ問題のある南相馬市に
避難者を帰還させようとしてきた。

何かあったときあなたは責任をとれるのか、
と住民に問われたとき、
明確に責任をとれないと言った市長に、
命を預けることができるのだろうか。

勿論、市長を批判するつもりはない。
問題なのはこの国のあり方なのだ。

命よりお金を大事にする日本。
私たちの国はどこに行こうとしているのか。