「個を発信する」とは自撮りではないし、「独自化」とはスペックを競うことではない | 明石市 大久保町 まる福整骨院 院長ブログ

明石市 大久保町 まる福整骨院 院長ブログ

JR大久保駅北口から徒歩12分のまる福整骨院。元フィギュアスケート国体選手の院長はケガで辛い思いをしたから、特に子供には自宅で出来るケガ予防体操やストレッチ、筋トレも指導します。あなたとあなたの大切な家族が、元気な笑顔で毎日を過ごせるように全力で応援します!

今日は臨時休診して、昨年12月以来、半年ぶりになるエクスマセミナーに参加してきました。


エクスマ創始者、藤村正宏先生の講演

まる福の仕事の整骨院(柔道整復師)は、はっきり言って飽和状態です。
例えば、ウチの院の最寄りのJR大久保駅から徒歩10分程度の距離に、整骨院だけで5軒以上あります。他に鍼灸院や整体院、エステサロンも含めれば、競合他社は10軒以上あります。

徒歩10分の距離にですよ!?

まぁそれには理由があって、資格自体は国家資格だけど、上から何人までが合格!じゃないから、ペーパーテストが出来たら合格です。実技試験もあるけど、ちょっと練習すれば誰でも出来るような内容です。
さらに、最近の『手に職を付けようブーム』もあって、毎年6,000人近い人数の資格持ちが増え続けてるというわけ。

そんな、ライバルがコンビニよりも多い業界で、自分を選んでもらうためには?


「うちの治療は無痛です!」
「他所の骨盤矯正とは違います!」
「最新式の治療器具を導入してます!」
と言った、治療テクニックや機械などの『スペック』は、ほとんど差はない(とお客さんには思われている)と、藤村先生は仰います。

実際は違いますよ!まる福は9年修行して、開業して10年、ずっと勉強して研鑽してるから、技術には自信がある。

それでも、お客さん(患者さん)にとっては、
「そんな細かいこと言われてもわからんやん!?」
なんです。

確かにコンビニおにぎりやコーヒーの差、美容院のカットの技術の差を説明しろって言われても、よくわからないよね。

よっぽど劇的に美味いとか、安いとか、大きいとか、誰が見てもわかる差があるなら別だけど、そんなん大手企業にしかできないことだし。

だったらどこで差を付けるのか?自分を選んでもらうにはどうすればいいのか?

そのために大事なことが「(自分という)個を知ってもらう」「(自分という)個を発信する」ということです。個を発信することで自分を知ってもらい、自分を好きになってもらい、その結果お客さんになってもらうということです。

そして、この「個」は自分の顔ではないんです。

ついつい自撮りで投稿すれば「個」を発信したような気になります。でもそれもやっぱり「顔」というスペックでしかない。見た目だけでは判断されないもんね。そりゃ絶世の美女や美男子なら話は変わるけど、そんなわけじゃないし(笑)どこにでもいる普通のオッサンやし(笑)

「個」を知ってもらい、好きになってもらうためには、人柄を感じてもらえるような発信が大切だ、とはエクスマで常々言われることだけど、今日の講演を聞いて腑に落ちた感じがします。

自分の日常、自分の仕事、自分の好きなモノやコトといった等身大の自分を発信する。
そんな自分のことを好きになってもらう。興味を持ってもらう。
そして、専門家として信用してもらった結果として、仕事として繋がれば嬉しい。

まぁこの「人柄を感じてもらうような」ってのがクセ者でさー、文章力や写真力、その他諸々の要素が必要なわけで、エクスマを本格的に勉強していくとアレコレとダメ出しをされる。されまくります。正直凹むこともあったり(苦笑)
だけど、もうこれはやっていくしかないんだよね。

これって自転車と一緒だわな。走り始めが一番大変で、乗れるようになるまでは走っては転びの繰り返し。そうこうしてるうちに乗れるようになる。一旦乗れるようになったら転ぶことはないし、楽に乗れるし、ね。

それまではしばし努力が必要なんだけど、それをも含めて楽しむ気持ちが大切。
好きな人に自分を知ってもらうために、あれこれアピールするようなもんか。イヤイヤやるんじゃなくて、あの手この手でどうやって振り向いてもらおう?なんて感じかな?

まぁそんな気付きがあったエクスマセミナーでした。

次回は8月23日(木)、今日と同じ会場です(多分)。
実は奥さんと一緒に参加しようと計画してます。

今から楽しみやわー。