まるふくモータースのブログ

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熊本県菊池郡菊陽町原水1372-1
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トルコン太郎設置店!ATF、CVTF圧送交換やってます(^^)
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お気軽にご連絡ください(^^)

中古車販売業者様より、

「エンジンがかかんない!修理よろしく~!!」

というご連絡をいただきました。

車両は
トヨタ クラウンエステート(JZS171・D4エンジン)

事前に
「IG ON時、エンジンチェックランプは点灯しますか?」
と確認したところ、点灯していないとのこと。

簡単な点検方法をお伝えしましたが、
「できればそちらで点検してほしい」とのことで、
レッカーにてご入庫となりました。


入庫後の状態確認

まずは現車確認。

  • IG ON→ エンジンチェックランプは点灯しない
  • スキャンツールでマルっとスキャン→ ECUと通信不可

ガソリン車(ECU車)で、ECUが存在しない車両は存在しません(笑)
あるのは、ECUが
「動けない」「黙っている」理由だけです。

ただ、通信できない=ECU不良
と決めつけるのは、まだ早すぎます。


点検方針

ECUが作動していない場合、

  • ECU電源

  • ECUアース

を確認するのが基本ですが、
今回はトヨタの直噴エンジン

この世代のトヨタ直噴で
ECUが突然沈黙するケースで、
経験上まず疑うべきポイントがあります。

それが
👉 VC(リファレンス電圧)系のショート

特に
フューエルプレッシャーセンサー(FPS)の内部ショートによる
ECUダウンは、定番と言っていいトラブルです。


実際の点検内容

いきなりFPSを疑いたいところですが、
場所が場所だけに、まずは作業しやすいところから順番に進めます。

  1. この車両でVC電圧(約5V)を使用しているセンサーを確認

  2. インマニプレッシャーセンサー、スロットルポジションセンサーなど、アクセスしやすいセンサーのコネクターを一つずつ外し、VC電圧を測定。

このとき、ショートしているセンサーのコネクターを開放したら、5VのVC電圧が復帰します。

 

エンジンの圧力センサーにアクセスしているところ。
 


0.12Vでアウト。
エンジンルームの上側からアクセスできるセンサーはすべて同じ状態。
 

結果は、

  • VC電圧は復帰せず

  • ショート状態を維持

そして最後に
**フューエルプレッシャーセンサー(FPS)**のコネクターを外したところ、

  • VC電圧が正常値(約5V)に復帰

  • ECUとの通信も即座に復活

 

予想どおり、

👉 FPS内部ショート  → ECUダウン

という流れでした。


ECU復帰後の状態

FPSコネクターを外した状態では、

  • ECU通信:正常

  • ただし

    • フューエルプレッシャー値:0
      (コネクターを外しているため当然)

フェイルセーフでエンジンがかかるか?
と一瞬期待しましたが、
残念ながらクランキングのみで始動せず


修理と結果

原因が特定できたため、

  • フューエルプレッシャーセンサーを新品交換

交換後、

  • エンジン:一発始動

  • マルっとスキャン:異常なし

  • DTC:なし

無事、修理完了となりました。

オールグリーンでパーフェクト~ニコニコ

 

おわりパー

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