「ウインカーが点かなくなって困っている、修理よろしく~!!」
てことでご入庫。
CR6 アコードハイブリッドのウインカートラブルです。
症状としては
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ウインカーが左右とも点灯しない
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ハザードスイッチを押しても反応がない
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メーターのウインカー表示も点かない
という状態でした。
まずは状況を一つずつ確認
電装トラブルでは、
いきなり部品を交換するのではなく、
今どこまで正常に動いているかを確認していきます。
点検を進める中で、
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ウインカーレバーの操作自体は車(MICU)に認識されている
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ただし、ハザードスイッチは反応しない
という状態が確認できました。

ウインカーレバーを右に操作したとき。

同じく、左に操作したとき。
左右とも、MICUはウインカーレバーの状態を認識しています。
ベリグ![]()

今度は、ハザード。
スイッチオンなのですが、MICUが反応しておりません。
このあたりがヒントになりそうですね![]()
原因はヒューズ切れ
原因はヒューズ切れでした。
今回は、回路図とスイッチの入力条件から
先に「切れている可能性が高いヒューズ」を絞り込む
という考え方で点検を進めています。
ハザードスイッチが無反応=MICUに入力が届いていない。
そこから電源系統を逆算すると、ウインカー/ハザード共通のヒューズが最も怪しいポイントになります。
実際に確認したところ、そのヒューズが切れていました。

丸印のヒューズが切れておりました。

上の回路図の続き。
No.C1のヒューズが切れたら、ハザードスイッチの端子1に電圧がかからないんで、スイッチオンでもMICUへ電圧の入力ができません。
なので、MICUはオンの認識ができておりませんでした。

見事な切れ方です![]()
社外LEDバルブが原因でした
今回の原因は、社外LEDウインカーバルブの不具合でした。
ヒューズはショートや過大電流が流れたときに切れるため、
単に交換するだけでは再発する可能性があります。
そのため、原因の特定を行いました。
点検を進める中で、右ウインカー作動時のみ
・一瞬ハイフラになる
・インジケーターが薄暗くなったり不安定になる
といった症状が確認できました。
この挙動から、右側の回路で電流が安定していない可能性が高いと判断し、右リアウインカーを点検したところ、社外LEDウインカーバルブが焼けたような状態になっているのを確認しました。
内部で異常が発生し、電流が不安定になる → 一時的に過大電流が流れる、という状態を繰り返した結果、回路を保護するためにヒューズが切れたものと考えられます。
車が壊れたのではなく、車が自分を守った結果です![]()

ウインカー作動直後は、触れないぐらい発熱しておりました。

熱により変形したバルブ。
ホントに危険な状態です![]()
修理と再発防止
今回は安心して使っていただくため、
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ウインカーバルブは左右とも純正タイプに交換
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ヒューズ交換
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動作確認と試運転
を行いました。
修理後は、ウインカー・ハザードともに安定して作動し、
不安定な点滅や警告の再発もありません。

ハザードスイッチも、ちゃんとMICUに認識されて、満足しておりました![]()
おわり![]()
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