『日本史勝ち組の法則500』という本を3ヶ月ほど前に読みました。

この本は、
元は『「ニッポン人」の法則500』という本を
再編集の上、改題したものです。

確かに最近は、勝ち組とか儲かるとか
題名に即物的にインパクトをもうける本が売れますから。

個人的には、二番煎じ、流行に乗って題名を変えても
より良い題名にはなってないな・・・、と
思いましたが 。


「心頭滅却すれば火もまた涼し」

私が、幼いながら
暑さ寒さの気候と戦う時(盆地育ちなので)はもちろん、
大人になって、
物理的精神的に重い物を持ち続ける時や、
自分がいっぱいいっぱいでパニックを起こしそうな時は、
地味~に、しかし、長~く心で唱えていた言葉の一つです。

この本に、
その言葉を言った快川和尚様の事が書いてありました。

『織田信長勢に寺を焼き討ちされた時、
「心頭滅却すれば火もまた涼し」と言って
火中に身を投じたが、
「身もまた安く」とはいかず、
我が身まで救うことはできずに、死んだ』と。

ん~、ショック・・・。
知りませんでした。
修行を耐える、人生を耐える言葉と思ってました。
火に飛び込んでお亡くなりになったとは!
結局、熱いもんは熱かったんじゃん!!

勝手に理由も知らずですが、
長年思い入れのあった言葉の分、
この事を知った直後は
会う人会う人に囂々と、
「やっぱりあついもんはあつかったんじゃないか~!!」
と言ってましたが、
皆が皆、
それは心意気、それだけの当たり前で生きるって事だよ、と
諭され、最近溜飲が下がりました。
ので、ここでご紹介します。

あ?それに怒ってもあって明智光秀は信長を討ったんでしたっけ?
小学校の時に読んだ「漫画で読む日本史」の記憶が
蘇ったような、蘇ってないような・・・。