車に乗ってドアミラーを開いたら、
ちっこい蛙がちょこんと。
アマガエルやんね。
涼しくなってきたから
あんたの寿命ももう少しなんか?
あれ、違うかな。
蛙って冬眠するんだっけ?
どっちにしても活動期間はあと僅か。
「よっしゃ、おばちゃんと
ドライブするか?」と
ゆっくり車を出して、
カーブを曲がって視線を戻すと
いなくなっていた。
そうか、
おばちゃんと一緒は嫌なんやな。
蛙と言えば、小学生の頃
田圃の用水路で見つけた
卵から孵して
おたまじゃくしを飼っていました。
観察したかったのじゃありません。
たくさん孵化して育ったら、
魚釣りの餌用の蛙を
探して捕まえなくて良いなあ・・
と、実に身勝手な考えからでした。
でも、自分で育ててみると
釣り餌になんてできませんね。
真っ黒で、小っちゃくて、
ぴこぴこ泳ぐ姿が愛らしいものでした。
あれはガマガエルじゃなくて
可愛いアマガエルだったと思います。
絶対そう。
残念ながら
可愛いアマガエルいっぱいの姿を
見ることはできず、
後ろ足が出た途端、ピョンピョン飛んで
逃げられてしまいましたが・・・
でも残念な気持ちより、
大きく育ってから友達に
「釣り餌に出せ」
と言われなくて済むことで
ほっとしたのを覚えています。
この時期にちょっとだけ
アマガエルとドライブできたのは、
おばちゃん、逃がしてくれてありがとう
と言いに来たのかもね。
いや・・違うと思うけど(;^_^A
ベランダに住み着いていたカタツムリは、
殻の中身が空っぽになっていました。
ああ、もう秋なのねえ。
・・・っていうか、こういうのより
花で季節を感じる方が
素敵だと思うのだけどね(/ω\)